昨晩襲った熊本県での地震で被害にあわれた皆様へ
今回の地震で被害にあわれた皆様に心よりお見舞い申し上げます。
1日も早い被災地の復興と、
皆様のご安心を心よりお祈り申し上げます。
余震が続き、なかなか救助も進みにくい状況とのこと。
1人でも多くの方が助け出されますように・・・・。
1人でも多くの方が生きていますように・・・・・。
「満枠御礼」
先日、何年ぶりかに姫路城の桜を観にいった森下です。
とても綺麗でした。
やっぱり 桜 はいいですね。
今日は御礼を兼ねてご報告したいことがあります。
3月いっぱいでお申込みを頂いたお客様で
平成28年 年内でお引渡しできるお客様の工程枠はすべて埋まりました。
本当にありがとうございます。
どうなるかわからなくなってきましたが増税の流れや
住宅ローンの金利が下がったりと住宅業界は混沌としてきました。
家を建てようと今、具体的にお考えの方も多いので
すべての建築会社さんもそろそろ年内の工事に関しては
工事枠が埋まりつつあるかと思います。
こういうと急かしているように思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、
具体的にお考えの方が多い今、どうしてもこうなってしまいがちです。
何より土地も、かなり動いているように感じているのも実感しています。
年内竣工に向けて
スタッフ一同、張り切っていきますのでよろしくお願いします。
でも、消費税はどうなっていくのでしょうか?
早めに見通しはついてほしいですね。
家づくりで大事なことがすべて読める童話
この4月で小学2年生になる長女と 年長さんになる次女。
家で2人いると色んな遊びをしてますが、
2人とも本を読むのが大好きです。
絵が多い絵本ばっかりだったのが、
最近は文字も多い本も読みはじめました。
(次女はお姉ちゃんにつられてわからないまま読んでる感も否めませんが(笑)。)
2人揃って最近、やたら読んでるお気に入りの本があります。
その本は「小学校学習漢字 1006字がすべて読める漢字童話」と言う本です。
「どれどれ。」とめくってきたら目次がこんな感じでした。
この本、6つのお話で構成されているようなのですが、
1つ目のお話では、小学1年生で習う漢字がすべて
2つ目のお話では、小学2年生で習う漢字がすべて・・・といったように
小学校6年間で習う漢字はすべて出てくるといったもの。
読めば、習う漢字がすべて確認できるといったもののようです。
違う読み方になったりしたときは
下に注釈のような感じであって、とてもよく出来ていて感心しました。
こうして一目見て、
学ぶべき漢字が確認できるこのような本が全てにおいてあると
とても勉強が楽しくなるように思います。
家づくりにおいても、このような感じで
「家づくりで大事なことがすべて読める童話」といったものができたらいいのにと思いました。
私が書けたらいいのですが、
家づくりは大切にされるものの優先順位によって書き方が大きく変わります。
構造なのか
デザインなのか
価格なのか
仕様なのか
大手ハウスメーカーなのか
地場の工務店なのか
各会社なりの考え方や
何より商品や考え方の売りがあり、
どうしてもそこには「売り手側のセールスポイント、アピールポイント」に軸をおいた
構成になってしまいがちなので、なかなか難しいです。
(メルマガとかは、ほとんどこのメカニズムだと思います。)
誤解を恐れずに言えば
こうしたものは「アドバイス」といった視点より
むしろ「洗脳」といった視点になりがちなので危険なのです。
ここのバランスをどれだけ上手くとるのか
そこが、こうした本をつくるときの注意点になりますね。
ただ何かに偏ることではなく、
仮に 家づくりをお考えの方みなさまにアドバイスできることがあるとすれば、
やはり「その家づくりに関わる皆さん全員がきちんと事前に話し合うこと。」以上にないことは
言い切ってもいいのかなと思っています。
でも、こんな感じで書かれた家づくり童話があったらいいですよね。
売ってたら教えてください。
私、買いますので・・・・(笑)。
初心忘るべからず
今日は、平成28年3月28日。
平成8年3月28日に某ハウスメーカーに就職した森下は
今日で社会人満20年を迎えました。
あっというまの20年!
立派な大人に成長したのかどうなのかは分かりませんが、
元気にやってるということでヨシとします(笑)。
ふんどしを締め直して
「初心 忘るべからず」の精神で頑張りたいと思います。
この「初心 忘るべからず」といった言葉
一般的には「物事に慣れてくると慢心しがちだが、
始めた時の新鮮で謙虚な気持ちを忘れない。」といった意味で使われがちですが、
実はちょっと違ってたりします。
もともとこの言葉は禅の世阿弥の言葉。
世阿弥のいう「初心」とは「未熟さ、みっともなさ」を意味するようです。
まだまだ若造のうちでも、
ちょっと上手いこといく経験をすると勘違いして、
「あたかも道を極めたかのように錯覚してしまう様は浅ましく、嘆かわしい。」と言っています。
そのときに改めて自分の未熟さに気づき
自分を磨いていくことこそが大切であるという意味だそうです。
確かに社会にでて20年のうちでも
自分の成果は誰かに助けられ、誰かに値打ちをつけてもらってこそなのに
あたかも自分の才能と努力だけで成功できたと慢心した人はたくさん見ました。
そのほとんどの人が申し訳ない話、大きな勘違いだったわけですが、
改めて謙虚にそのときの姿を見つめなおせた人はそんなにいないように思います。
若いとき天狗になっても
その天狗な自分を浅ましかったと思えたらいいのですが、なかなかこれが難しいんですよね。
幸い、私は天狗になれるほど順風満帆な仕事ぶりではなかったですし、
もし今、調子にのりそうになっても、
それはそれは怖い 奥様 が注意してくれるので、ありがたいことです(笑)。
60歳~65歳まで仮に働くとしたら
おおよそ仕事していくうえで折り返し地点近くになってきました。
もう折り返し地点なのか
まだ折り返し地点なのか感じ方も人それぞれです。
ただ20年以上のこれからの仕事、人生を「初心忘るべからず」の気持ちで
やっていくことを改めて誓いたいと思います。
社会人として20年元気でやってこれたこと。
元気に産んでくれた母と
今、応援してくれる奥さんと二人の娘 4人の女性に感謝したいと思います。
もちろん、いつも可愛がって頂いている皆様や
協力業者様、スタッフのみんなにも感謝します。
「ありがとうございます。」
子どもの教育費はいくらかかるのかな?
3月もあっというまに終わろうとしています。
先日、姪が無事、高校受験で志望校に受かりました。
別れと出逢いの季節です。
春から楽しい出逢いがあって欲しいと願う叔父です。
さて、お客様と高校受験に受かった姪の話をしていたら
いろいろと学費もかかってくる話になりました。
実際、各時代でどれくらいかかるのか皆さんご存知ですか?
参考までにご紹介したいと思います。
(このデータは文部科学省が公表しているものです。)
幼稚園
公立 669,925円
私立 1,625,592円
小学校
公立 1,845,467円
私立 8,362,451円
中学校
公立 1,443,927円
私立 3,709,312円
高校
公立 1,545,853円
私立 2,929,077円
このような数字になります。
幼稚園から高校までずっと公立であれば 5,505,172円ですが、
幼稚園から高校までずっと私立であれば 16,626,432円になります。
約3倍の違いとなります。
驚きますよね。
大学は全国平均で1年間にかかる費用で
国立 1,500,900円
公立 1,396,200円
私立 2,017,200円 となります。
(自宅以外から通学して生活費も含みます。)
これら教育資金は老後の貯蓄などと並行して
事前に計画しておくことは人生においてとても大切なポイントになります。
お子さんの成長と並行してどうなっていくのか?
あらかじめ確認してくことはとても大切です。
(もし家づくりを具体的にお考えならなおさらです。)
子供さんが進学、進級するこのタイミングに
一度、そのようなことをご夫婦で話されてみてはいかがですか?
我々もこういったことをライフプランとして
お手伝い、アドバイスもさせて頂いていますので、よかったらお声掛け下さい。
マイナス金利っていったいどういうことなの?
1月29日発表された「マイナス金利付量的質的金融緩和」
「金利がマイナスになるの?」
「住宅ローン金利もマイナスになるの?」
いろんなことを想像しますが
「そもそもどういった意味なの?」と聞かれても
返答に困ることはないですか?
なので、今日はそのあたりを少しお話させて頂ければと思います。
通常、お金を借りると金利がプラスされて
「利子」を支払わなければなりません。
かといって、マイナス金利となったとき
「お金を借りると利子がもらえるの?ということではありません。
日本銀行が金融政策で行う「マイナス金利」というのは、
民間銀行が日本銀行の当座預金に預けるお金のうち
2月16日から預ける分には
マイナス0.1%の金利を適用するという意味です。
マイナス金利は、
お金を日本銀行に預ける民間銀行が
日本銀行に金利を支払うことになるので、
日本銀行にお金を預けたら、
民間銀行がみなさんから預かっている預金が減ることになります。
民間銀行は預金者であるみなさんから預かったお金を
企業などに貸付をして利子をとることで
その一部を利息として預金者であるみなさんに支払いします。
この不況下ではその貸付を行う貸出先が見当たらないのが実状です。
手元にあるお金を株や不動産などの資産運用に回すのですが、
リスクが大きい分、全額を運用というわけにはいきません。
なので「例え0.1%でも金利がつくのなら預けておいた方がいい。」と
民間銀行は日本銀行の当座預金にお金を預けるのです。
しかし、マイナス金利になると
日本銀行に預けていたら逆にお金を取られてしまうこととなります。
預金者であるみなさんから預かったお金は
他の方法ででも何とかしないといけなくなります。
(だったらそのままでもいいんじゃない?と思われるかもしれませんが、
民間銀行が預かったお金を現金で手元においておくと
ペナルティーが課せられると明記されているので、
なんとしてでもお金を動かさないといけないのです。)
今までなら安全な運用先といわれた「国債」を買うといった行動もできますが、
日本銀行が凄い勢いで市場から買い占めている今、
それほどの量がありません。
しかも残り少ない国債を買うためには、
長期国債の金利は下がるのではないか?と言われています。
国債購入だけでは足りなくなってくると
株、不動産購入といった資産運用にお金が流れます。
リスクの低い比較的安全な貸出である
「住宅ローン」に民間銀行は力をいれざるをえないのです。
これから上昇していくと言われていた住宅ローン金利も
逆に下がるといった状況になりつつあります(平成28年3月現在)。
かといって、どんどん下がってくのかと言われたら
正直、もう底である感じも否めません。
ただ、住宅ローンを借入するのならチャンスなことは今はまだ言える状況かと思います。
ただ、この質的量的緩和策も
予想では2017~2018年には限界を迎えるとも予想されています。
消費税増税もどうなるかわからなくなってきつつある現在ですが、
家づくりを具体的に始める前に
1度は慎重に検討されておくことは大切なことだとお伝えさせて頂きます。
気になられる人がいらしたら是非我々にお声掛け下さい。
今日、明日は見学会開催していますので
明日、会場にきて頂いてお声がけてもらってもOKですし、
あらかじめお電話頂いてお約束させて頂ければ
いつでもお話させて頂きます。
お金のこと
人生のこと
やっぱりこういったことをきちんと確認しておくことは
家づくりにおいては絶対最初にしないといけない 「はじめの一歩」 と思いますので。
5年
東日本大震災から今日で5年経ちました。
今日は
明日、明後日と見学会を開催するので会場設営をしていたのですが、
5年前の今日も見学会の設営をしていた、同じ金曜日でした。
会場につき、エンジンを止める際に何気に聞いたニュースで
地震や津波のことを知り、驚いたことを思い出しました。
原発もまだまだ落ち着きには時間がかかります。
ベテランの作業員さんたちの被爆量が数値を超え、
どんどん現場から離れられている実状も今日のニュースで言っていました。
色々な見解もあるかと思います。
でも、神戸の街のように復興していけるように
私たちもできる何かをしていかないといけないですね。
まだ、風化してはいけませんから。
私たちもこうしていれることに日々感謝して、
頑張っていかないといけません。
「親身になって考える」ということは・・
あっというまに3月になりました。
暖かい日と寒い日はこんなに入り混じると体調を崩しがちです。
インフルエンザもまだまだ流行っている模様
気をつけてください。
今年に入ってから、特にここ1ヶ月ほどですが、
HPや電話などで、たくさんのお問い合わせを受けます。
消費税増税が近づいてきたり、
住宅ローンの金利の動向が読めなくなってきたこともあってか
多くの方が家づくりを考え始められています。
色んな方と話する中でここ2ヶ月ほどの期間、
率直に思うのが、
「ご夫婦でどんな家をしたい。」とか
「無理のない返済計画をするのならどこまでが自分達の予算になるのか?」とか
そういったことをきちんと確認しないまま、流されるがの如く家づくりを始めてしまい、
「今月一杯に決めてくれたらキャンペーン特典があります。」といった押しに戸惑い
そもそも検討している家が適切なものかわからない状態になられている人が
今、多いということです。
非難しているのではありません。
こうした結果、建物の計画はアバウトなまま土地の契約だけしてしまい、
住宅ローンをどうするか?
建築会社をどうするか?が決まらないまま
土地代金の支払時期だけが近づいてきて困られている人が
こうも続いて弊社に相談されているとなると
それまでの営業マンに提案はいかがなものなのかと思ってしまいます。
増税などで、時期が時期なので家づくりの決断は
思った以上に自ら決められる人が多くなるのも事実です。
言葉は悪いですが
通常は、営業マンがお客様が家づくりをしようと思ってもらえるように
あの手この手でその気にさせること多かったりします。
でも、今はお客様が自らその気になられることが多いので、
営業マンがどうこうすることもなく、
結果、ちゃんとした確認やアドバイスもしないまま
お客様の背中を押している営業マンが多いからこんなことが起きているのでしょう。
土地は契約しなければ事実上おさえられません。
そして土地を契約したら契約日から1.5ヶ月や2ヶ月後までには
土地代金を支払わないといけないのが実状です。
ともすれば、土地を決めるときには
「どこの建築会社で家をするか?」もですが
「どんな住宅ローンでするのか?」など
早目の確認、手配は大事なのにそこが曖昧なままなのは、
やっぱりお客様にとってリスクばかりが残ってしまうと思います。
来週中に土地代金を払わないといけないのに
まだ建築会社はおろか
住宅ローンの申込すらしていなく
「なんとかして下さい。」と会社に相談に来られても
私たちがどうもできないのも実状なのです。
どうにかしてあげたいけど時間的にできませんから。
それまで相談していた建築会社さんが
そこまでいい加減なことしかしていないのに
まだその会社を断りきれていない人も多いのも事実です。
(正直言えば、これが一番やっかいです(苦笑)。)
そういうことが多いのならば、
やっぱり最初にきちんと確認してくれない会社さんでの
検討は辞められた方がいいとしかアドバイスできないのも本音です。
(契約前にキャンペーンで300万円引いてくれたけど
契約後に300万円追加になったというような話で
どうにかしてくださいと相談に来られる人も多いですが、
それはその会社の営業手法の部分が大きく、どうもできない部分です。)
こうしたトラブル?や行き違い防ぐことはできないのでしょうか?
では、どうやったらそんなことなく家づくりが進めていけるのでしょうか?
月並みな台詞ですが、一言で言えば私は
「親身なってアドバイスしてくれる人」に相談することだと思います。
親身になるとは
「肉親であるかのように、細やかな心遣いをする。」といいことです。
私の母は私に
全然うまくいかなかった会社設立当初も
たくさんのお客様に可愛がって頂けるようになった今も
「売上げがどう?」とか
「儲かったか?」なんて1回も言ったことがありません。
母は今でも仕事のことで言う言葉は一つだけ
「(見学会などに)たくさんの人が来てくれたか?」だけです。
母も亡父と会社を始めたときに
全然、お客様が来てくれず、途方にくれた時期もあったようです。
まずは、遊びにでもいいから来てくれることに感謝しないといけないという思いが強いようで
「うん。来てくれたよ。」といったら
「そうか、よかったな。後はガンバレ(笑)!」とだけ言います。
母の母、私のおばあちゃんも実は同じ感じでした。
就職してから顔合わせたときもおばあちゃんは
「頑張ってるか?」とか
「仕事は楽しいか?」とかそんなことは全然言わず、
「やっちゃん、会社の人やみなさんに可愛がってもらってるか?」とだけ聞いてきました。
「うん。かわいがってもらってるよ。」と言うと、
「そうか、そうか。周りの人に可愛がってもらえよ。」と言って、
おばあちゃんは別の話を始めるのでした。
今年で44歳。
2人の娘の父になり、社会人になって20年以上経った今、
こうした言葉が本当に胸に沁みるのです。
言葉の如く、親の身になって
親身になってくれることはこうしたことなんだと思うのです。
では、家づくりにおいて
「親身になって考えること」とはどういうことなんでしょうか?といわれたら
いろいろあるでしょうが、まずは
「無理のない資金計画、無理のない人生設計」は何かを教えてくれることではないでしょうか?
どうしても家づくりは
デザイン、スペック、プランなどから始めがち。
もちろんこうしたことも大事ですが、
「その前にすることは何なんだろう?」ということをアドバイスしてくれることを
しないまま家づくりをしてしまったから
にっちもさっちもいかなくなってしまう人が今、多く現れてきていることは否定できません。
それをしたうえで、
「どんな家づくりをしたらいいだろう?」といった話し合いをしていくことかと思います。
ゆっくり考えたいけど、
いろんな環境や背景で忙しくなってしまうのも家づくりの事実です。
そんなだからこそ、まず最初どう始めるか?で
それからのスケジュールは大きく変わります。
そんなご提案からアドバイスをしてくれる会社こそが
「親身になって考えてくれる会社」なのではと思い
そうでありたいとスタッフがみんな思う会社でありたいことが私の思いです。
長々と勝手なことを書かせてもらい
またお読み頂きありがとうございました。
でも、家づくり元来、楽しいものです。
そして、暮らし始めてからは幸せでないといけないものとも思います。
そのためにはまず「親身になってくれる会社」との出逢いは不可欠です。
みなさんがそういった出逢いの上で、
素晴らしい家づくりができますことを心から祈念申し上げます。
3月も頑張っていきましょう!
花粉症が多い弊社はくしゃみが飛び交ってますが
みんな元気で張り切っていきます(笑)。
「消費税が10%になってから家づくりした方が、得になる人もいるの?」
もう2月も半ばを過ぎました。
早いですね。寒暖の差が激しいので体調崩さぬように気をつけてください。
今年は増税の影響か
日々、家づくりのご相談を受けることが増えています。
(土日の商談は予約の方が多く、通りすがりで来て頂いても
すぐに対応ができないことが増えてきました。
大変申し訳ないので電話でもメールでも結構ですので
あらかじめ予約して頂ければ幸いです。お願いします。)
もちろん税金は8%から10%になるので
2%UP分だけ価格はあがります。
(税抜1800万円の家なら36万円、
税抜2000万円の家なら40万円、
税抜3000万円の家なら60万円の増額となります!
ちなみに土地からお探しの方も多いかと思いますが、
土地は消費税の対象ではありませんので、あくまで建物価格で試算ください。)
これだけあったら
カーポートがつけれるかもしれないし、
キッチンのグレードが上げられれるかもしれない。
何より、毎月の支払いが安くなるわけなので、気になります。
ただ、増税による価格UPがあるなかで
時として優遇措置もあり、それによっては相殺できる方も
逆にメリットがある方もいないわけでもありません。
その中で今日は
「贈与税非課税枠3000万円の拡充」と
「住まい給付金」のお話をさせて頂こうと思います。
1つ目の贈与税非課税枠3000万円の拡充です。
細かく言うと混乱されるので(笑)、簡単に言います。
2016年10月~2017年9月限定で
住宅資金贈与は1500万~1700万円ある方は
増税分の消費税より贈与税非課税の恩恵の方が大きくなるケースがあるということです。
ただ、これに順当する方もそういらっしゃらないので、
どっちかというと2つ目の住まい給付金のお話の方がポイントになるかと思います。
住まい給付金は、
これまでの最大30万円が50万円に拡充されます。
これまでの消費税率が8%のときに家づくりをされた方は
おおよその年収目安ですが
425万円以下の方で 30万円
425万円~475万円の方で 20万円
475万円~510万円の方で 10万円の給付金がありました。
(510万円以上の方は対象外になります。)
これが消費税率が10%になってからは
おおよその年収目安ですが、
450万円以下の方で 50万円
450万円~525万円の方で 40万円
525万円~600万円の方で 30万円
600万円~675万円の方で 20万円
675万円~775万円の方で 10万円の給付金となります。
端的な例で言えば年収515万円の人なら
今までの 消費税率 8%時の住まい給付金は 0円 だけど、
これからの 消費税率10%時の住まい給付金なら 40万円 になるわけです。
それで税抜1800万円の家を建てられるとしたら
消費税 8%の今なら 税込 1944万円
消費税10%の先なら 税込 1980万円で差額が36万円
単純比較は難しいですが、このケースなら
消費税10%の時代に建てた方が 4万円 得をするといったことになるのです。
実際、家づくりをされる方で最も多い世帯の年収は
400万円~600万円の方なので、
一度シュミレーションはしてみて検討するのもいいかと思います。
消費税増税を「意思決定」とされる方も多いですが、
消費税増税は「きっかけ」に過ぎないという考え方のほうが健全なのではないでしょうか?
もちろん、家づくりはいつの時代にされてもいいと思います。
ただ、ネットも本も営業マンもデメリットばかりを強調して
「今がいい時期です。」と言い続けるのもどうかなとも思うのです。
増税や金利といった環境の歯車も大事ですけど、
年齢、出産、仕事などの個人の歯車を軽視してはいけません。
それら全てを考慮して
その時代にあるメリットも存分にいかして
家づくりをしてほしいと願っています。
ただ、この住まい給付金も住宅ローン控除と同じ
2019年6月までの支援措置となっています。
3年強は続きますので、この時期は知っておいてくださいね。
家相と風水は違うものです。
家づくりでプランを作る際に
気にされる人と気にされない人が
はっきり分かれるのが「家相」の問題ではないでしょうか?
鬼門といったものを避ける「家相」の話をするときに
よく「風水」といったことも言われます。
「家相」と「風水」は原則同じものだったようですが、
現在では違うものになっているそうです。
「風水」は中国で生まれ育ったもので、
「隠宅風水(お墓など亡くなった人の場所)」と
「陽宅風水(生きている人の建物や土地)」で考えられ、
それぞれの位置や建物についての吉凶をみる思想です。
「家相」は中国から伝わった「陽宅風水」を
日本の「神仏習合・神仏混淆」の独自の世界観の中で
日本人が発展させた独特の教えだそうです。
この2つは似ているようで
根底にある思想は大きな違いがあります。
その一つは現代において
風水師は恋愛や結婚時期まで占いますが、
家相家は家相で結婚を占ったりすることはないということ。
また、大きな違いとして、
風水には鬼門という概念がないということです。
また、一説には家相は15を超える流派があったりしたそうです。
(家の中心の定め方が違うため)
こうやって語りだすとなかなか尽きない話ですね。
色んな考え方があるため、
どうやればいいのか迷路に入るときもあります。
災いや祟りを受けぬように神に願う対極をもつことが家相。
出雲大社の大国主大神様の影響を受けた「大黒様」を祀ることから、
その柱を「大黒柱」と呼ぶこととすれば、
その大黒様の力を借りることで
その迷路から脱出する方法もあるのです。
それは、出雲大社の祭祀を受けることで
土地の鬼門がすっかり消えるということです。
このご祈祷を受けた住まいは「出雲屋敷」と言われ、
土地の鬼門、家相の心配が一切無くなると言われているのです。
考え方は様々です。
不安にさせられる考えが多いのでどうしても気になりがちです。
でも、逆に安心できるやり方を知って
家づくりを進められてもいいのではないでしょうか?
家相や鬼門に限らず、
家づくりにおいては様々な考えがネットや本にあふれています。
どれが正解でどれが間違いか
たぶん答はわかりません。
でも、不安になることばかり言う人の意見ばかり耳を傾けず
安心させてくれる人の話にも耳を傾けてみることも
大事なのではないかと思っています。
私たちも家づくりの正しい答は何か?といわれたら
わからないことが多いです。
でも、その中で
みなさんに安心できることを発信し続けれるようにはい続けたいと思っています。
増税の流れにそって
「今がいい時期です!」と煽ってくる人も増えてきました。
そんな中でいつも正しい情報や知識を
発信できるようにと思っています。
家づくりにおいてご心配なことやご不安なことあれば
いつでもお声掛け下さい。