毎日、暑くなりましたね。
みなさん、日射病や熱射病には気をつけてください。
先日、次女の志保が奥さんにこんな話をしたそうです。
「母ちゃん、志保な、〇〇先生が保育園で怒ったら一番怖いんやけど、
〇〇先生が一番好きなんや~。」
夜、帰ってご飯を食べてたら
奥さんが教えてくれました。
それから、夫婦でいろいろ話してたんですけど、
「お互い今までで一番好きな先生ってどんな先生やった?」って話になりました。
結論的に言うと、
私も奥さんも志保と全く同じ意見でした(笑)。
「〇〇先生が一番怖かったけど、一番大好きやったな~。」
昔は今ほど世間もうるさくもなく、
体罰も許容範囲があったにせよ黙認されてた時代です。
(ちなみに私はその先生に2年間で何百発といっても
言い過ぎでないくらいぶん殴られました。
どれだけ悪いことをしてたんだって話ですが(笑)、
殴られても怒られてもその先生の後ろをついて回ってました。
今なら「問題」を通り越して「事件」レベルと思いますが、
昭和はそんな時代だったのでしょう。
でも、その先生には不思議と恨み辛みが全くないんですよね。
今も昔もまたお 逢いしたい気持ちの方が勝ってます。
当時は両親もおおらかなもので
家に帰って「母さん、今日先生に30発くらいビンタされた。」といったら
「どれだけ悪いことしたねん(笑)。」と笑い、
「まぁ、アンタは少々ドツかれても心が折れないから
見せしめの代表や思ってみんなの分も殴られとき♪」と言われてました。
・・・・・・・母さん、僕も何とか大人になれました。)
実は、当時小学生だった私は今ではその先生の影響を受けまくってます。
(もちろん、体罰はしませんが)
その先生に
私の人生で一番叱かれ、一番殴られましたが、
私の人生で一番誉めてくれたのもその先生でした。
卒業してからも後輩たちに私の名前を出して誉めてくれてた話を
中学3年生のときに後輩から聞いて
とても嬉しかったことを覚えています。
なので、娘達の学校の先生にはいつも同じ事を言っています。
「悪いことをしたらしっかり叱ってやってください。
それだけ悪ければ殴ってもらっても構いません。
でも、いい事したらそのときはしっかり誉めてやってください。」と。
今の時代はなかなか難しいでしょうが、そう思ってます。
叱るのは愛がいります。
パワーがいります。
でも、そんな先生ほどいつも身近にいてくれ
一緒に時間を過ごし、いっぱい一緒に遊んでくれるからこそ
叱ってくれる機会もあるのでしょう。
見続けていてくれるからこそ
気にかけてくれているからこそ
叱られることがあるわけで、
それを肌で感じてるからそんな先生が好きなんでしょうね。
娘達もどんどん大きくなります。
年頃になり、反抗期を迎え、しばし距離感があく日もくるのかな(苦笑)?
でも、それは仕方ない成長の証です。
今のところ娘2人とも
「父ちゃんが世界で一番怖いけど、
悪いことしなかったら父ちゃんは世界で一番優しいし、面白いし、カッコイイ(笑)!」と
言ってくれているので、まぁヨシ!といったところでしょうか?
「甘やかすことが愛情」といった間違ったことにだけはならないように気をつけたいですね。
大人になり、いつまでも恩師と呼べるような人がいることはとても幸せなことだと思います。
そのときは嫌でも、
相手がいつか人生を振り返ったときに
「よかったな。」と思ってもらえるような教育、指導ができる人間で
いれるように心がけます。