今日は、平成28年3月28日。
平成8年3月28日に某ハウスメーカーに就職した森下は
今日で社会人満20年を迎えました。
あっというまの20年!
立派な大人に成長したのかどうなのかは分かりませんが、
元気にやってるということでヨシとします(笑)。
ふんどしを締め直して
「初心 忘るべからず」の精神で頑張りたいと思います。
この「初心 忘るべからず」といった言葉
一般的には「物事に慣れてくると慢心しがちだが、
始めた時の新鮮で謙虚な気持ちを忘れない。」といった意味で使われがちですが、
実はちょっと違ってたりします。
もともとこの言葉は禅の世阿弥の言葉。
世阿弥のいう「初心」とは「未熟さ、みっともなさ」を意味するようです。
まだまだ若造のうちでも、
ちょっと上手いこといく経験をすると勘違いして、
「あたかも道を極めたかのように錯覚してしまう様は浅ましく、嘆かわしい。」と言っています。
そのときに改めて自分の未熟さに気づき
自分を磨いていくことこそが大切であるという意味だそうです。
確かに社会にでて20年のうちでも
自分の成果は誰かに助けられ、誰かに値打ちをつけてもらってこそなのに
あたかも自分の才能と努力だけで成功できたと慢心した人はたくさん見ました。
そのほとんどの人が申し訳ない話、大きな勘違いだったわけですが、
改めて謙虚にそのときの姿を見つめなおせた人はそんなにいないように思います。
若いとき天狗になっても
その天狗な自分を浅ましかったと思えたらいいのですが、なかなかこれが難しいんですよね。
幸い、私は天狗になれるほど順風満帆な仕事ぶりではなかったですし、
もし今、調子にのりそうになっても、
それはそれは怖い 奥様 が注意してくれるので、ありがたいことです(笑)。
60歳~65歳まで仮に働くとしたら
おおよそ仕事していくうえで折り返し地点近くになってきました。
もう折り返し地点なのか
まだ折り返し地点なのか感じ方も人それぞれです。
ただ20年以上のこれからの仕事、人生を「初心忘るべからず」の気持ちで
やっていくことを改めて誓いたいと思います。
社会人として20年元気でやってこれたこと。
元気に産んでくれた母と
今、応援してくれる奥さんと二人の娘 4人の女性に感謝したいと思います。
もちろん、いつも可愛がって頂いている皆様や
協力業者様、スタッフのみんなにも感謝します。
「ありがとうございます。」