最近、住宅ローンの繰上げ返済について聞かれることが多いので
何気に書いておきます。
家づくりをされる際に住宅ローンを借りられる方が大半ですが、
ここ数年は低金利なこともあり固定金利のフラット35を利用される方が多いと思います。
(個人的にはよほど何かしらの優遇がない限り、
ここ数年は 変動金利の住宅ローンより固定金利のフラット35Sで借りられたほうがいいと思っています。
と言っても決め付けられないので、気になる人はお尋ね下さい。)
よって、フラット35を例にお話させて頂きます。
もちろん、フラット35も繰上げ返済はできます。
一括返済ではなく一部を繰上げ返済する際には金額は100万円以上で
繰上返済日は毎月の返済日になります。
繰上返済日の1ヶ月前までに取り扱いの金融機関への申し出が必要となります。
また、繰上返済の手数料は不要です。
(銀行ローンでは必要な場合がありますので要確認です。)
また、補足ですが返済が難しくなったときでも
事情に合わせた返済方法の変更によって、相談もできます。
例として
①ご返済日の変更
②一定期間のご返済額減額
③ボーナス返済月の変更
④毎月返済分とボーナス返済分の金額内訳の変更
⑤元利金等返済、元金均等返済の変更 などです。
固定金利は変動金利と違い、
極端に支払いが変わることのリスクはありません。
その上でこうした内容となっていますので、
無理のない資金計画を組む上では、一番判断しやすいと思っています。
変動金利がいいか
固定金利がいいか
どっちがいいかは決め付けれませんが、
借入を検討の際にはきちんと各々のシュミレーションを立てて
検討して頂ければと思います。
最近、お話をさせて頂くお客様から
こうした比較なく検討されている方が多いように感じます。
それまでにお話を聞いた会社さんから
「偏った提案」しかされていないからでしょうか?
建築会社は
「自分の会社の特徴を強調したい。」
「他社とは違う差別化をはかりたい。」が為に
性能や工法、考え方においても偏りがちな話をすることが多いのも事実です。
みなさんが、分からないことを勉強しようとする場合、
家づくりのような「今までじっくり聞いたことのない話」を聞くときは
特に「最初に言い切られた人の価値感」に 大きな影響 を受けてしまいがちです。
(最も多いのが、断熱材。
「グラスウールは施工する人の腕次第によって変わる。」くらいは可愛いもので
「絶対、ダメ!」とか言い切る人も多い。
それで自分達の使っている断熱材は「施工する人の腕は関係なく一定の効果がある。」と言い切る。
人間の手が関わる作業を
自分達はノーミスで他はミスするかもしれませんといったような
不安がらせる意見にいつも「?」が浮かびます。
どうして他社はミスするかもしれないというのに、
自分達はミスしないと言い切れるのかな?
これは断熱材に限らず工法とかでも多い話。
価値感、好みでしかないのですが、最初に言い切られてしまうとそうだと思い込んでしまうのも
実際のところありがちなのかもしれません。)
気に入られたのであれば、それは好み、価値感なので
それが悪いとは言いませんが
もう少しフラットに考える、比較検討する姿勢も大切かと思います。
ローンの借り方も
最初に話を聞いた営業マンが
「変動金利がいい」とか
「固定金利がいい」 とかで決め付けずに、
まずは両方ともしっかり比較検討されることが
借入の際に最初にして欲しい大事なポイントと思います。
明日、明後日は姫路市飾磨区英賀保にて
見学会を開催しています。
よかったら遊びに来て、尋ねて下さってもOKです。
強引な売り込みはありませんので、ご安心してきてくださいね!
交通安全でお越し下さい。
スタッフ一同、心よりお待ちしております。