9月15日付 神戸新聞夕刊に
「働く母親の割合 島根 最高7割超」といった記事が出ていました。
厚生労働省が2015年版「労働経済白書」を公表。
子育て世代の女性で実際に働いている人の割合やその要因を
都道府県別に発表していました。
5歳以下の末子を持つ20~49歳の母親のうち
どれだけの人が働いているかを表す 有業率 をもとに調査されたようです。
働くお母さんの割合が高かった上位5位が
1位 島根県 71.9%
2位 福井県 69.5%
3位 山形県 68.7%
4位 鳥取県 66.6%
5位 石川県 64.3% でした。
こうした働くお母さんの割合が高い都道府県は
背景に保育所の整備が進んでいる影響が最も大きかったようです。。
山形県は親との同居や労働時間の短さが多い要因です。
ちなみに兵庫県は何位だと思いますか?
答は驚くなかれ兵庫県は
最下位の47位 38.4%でした。
下位5位が
43位 千葉県 43.3%
44位 大阪府 43.2%
45位 埼玉県 42.1%
46位 神奈川県 39.4%
47位 兵庫県 38.4% です。
こうした県は、東京大阪周辺で長い通勤距離がマイナスに影響、
保育所の整備が遅れているのもあるのでしょうね。
こうした他にも香川県や愛媛県のように
男性も家事、育児に積極的に参加といったことで
働く割合が高い地域もあります。
地域経済の成長には
女性と高齢者の雇用拡大が「鍵」としているので、
気兼ねなく「共働き」ができるような環境づくりも大切ですね。
今、政治の世界も
外の世界に目を向けたことで、いろんな意見が交錯していますが、
それより先に国内からきちんと整備して
住みやすい世の中になっていって欲しいと願っています。