平成27年4月24日の今日は
弊社の親会社である㈱モリシタハウスの創立記念日です。
今年でなんと40周年を迎えることができました。
昭和50年の今日、私の伯父と父が立ち上げました。
二人ともも他界しましたが、天国で笑って見ていてくれていることと思います。
今まで40年間、家づくりのお手伝いをさせてくださったお客様、
いつも可愛がって頂き、誠にありがとうございます。
そして、いつも助けて頂いている協力業者のみなさん、
いつも無理言ってすみません。ありがとうございます。
41年目もますます張り切っていきたいと思います。
何卒よろしくお願いします。
追伸
私は昭和47年生まれ。
モリシタハウスができたのは3歳のときです。
おそらくこの写真、私が3歳くらいの頃と思われます。
父親との写真です。
この子どもが43歳になる今年も存続しているわけですから
本当にありがたいことと思います。
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それは話し手にとっては、都合がいい商品説明かもしれません。
『目の前にある 「金属」 「木」 「布」 の3つを順に触ってみて
温度が低いと思う順番に並べてみてください。』と言われたら
みなさんはどんな順番で並べられますか?
多くの方が 「金属」 → 「木」 → 「布」 と並べられると思います。
しかし、答は「どれも同じ温度」なんです。
違っているのは熱容量で、容量が大きい物ほど速い速度で
体から熱が移動するから冷たく感じるのです。
昨日同様、迎川さんの記事を読んでの記事なのですが、
またまた面白くて読み込んでしました(笑)。
つまり、人が寒暖を感じるのは、
「温度差と移動スピードを掛け合わせた移動熱量ということ」になります。
熱容量の多い「コンクリートの建物」が、
木造の建物より壁際が寒いのは速い速度で対応を奪われるからです。
「鉄骨の建物」はコンクリート以上に熱が伝わりやすいので、
熱が逃げやすくなるのです。
こう書くと、
木造で家づくりをしている会社の営業マンの中には
「木造の家に比べたらコンクリや鉄骨の家はどうしても寒くなりがちです。
だから、木造の家は暖かく住みやすいので、
日本では昔から今も建て続けられ、今の時代も家の8割は木造なのです。」
みたいなことを言う人も多いでしょうね。
確かに間違ってもいないのでしょうが、
やや言い切るには乱暴なような気がします。
なぜなら、それぞれの構造には他にはない良さもあり、
温熱だけで構造を決めるわけにはいきませんし、
何より欠点がわかっていれば、対策を施すことができますから。
もちろん、各工法その部分はなにかしらの方法で対策はとっているわけです。
そのあたりを一切考慮なく、
その工法にとって都合のいい条件でしか判断できない状況での
差別化トークはどうも無理があります。
それは商品の差別化ではなく、
何かに特化して、都合よく区別化しているにすぎません。
そうなると
「今住んでいる家は寒い。」
「あたたかい家が欲しい。」と言っている人にいたときに
『さも木造でないと解決しませんよ。』といったような、やや乱暴な話になったりするのです。
どの工法も一長一短あります。
もちろん、弱点のようなこともそれぞれにあるでしょう。
でも、それを何らかの方法で各社、弱点をカバーしているのも事実です。
そして、その方法は一つだけではなく、いくつかあっても不思議ではありません。
「この方法でしかあなたの悩みを解決する正解はないんだ。」
といったような商品アピールは
ある意味、お客様にとっては不安解消されるといった人もいるでしょうけど、
やや乱暴で、話し手にとって、都合のいい商品説明でしかないのではないでしょうか?
やはり「家づくり」とは、
いつのときも客観的な「正しい家づくりの知識や情報」をもってするべきであり、
我々はいつもそれを心がけて「家づくりのお手伝い」をしなければいけないですね。
改めて、そう思わされました。
天井が高いほうが広く見えるんですよね?
先日、読んだ迎川利夫さんのコラムに
「天井は高い方が広く見えると思い込んでいる人が多くいますが、 実際は反対です。」
と書いてありました。
同じ部屋の写真を加工して、そのままのものと
1割天井高をあげたものを比べてみると、天井が低い方が広く見えました。
特に、小さな家では天井を低くすることで
部屋が広く見え、冷暖房にかかるエネルギーが少なくてすむようです。
驚きでした。
天井高は高い方がいいことだと一般的には
いろんな建築会社さんはずっと言われてきましたが、
天井高をあげる理由が部屋を広く見せたいということでなら
一概にそうとは言えないことになります。
ただ、設計がうまくないと
鬱陶しさが出るので設計力が問われるとの事。
なので、しっかりと設計力を磨いていきたいと思います(笑)。
4月18日 19日は見学会です!
こんにちは、森下です。
明日、明後日は
姫路市東延末で完成現場見学会
加古川市神野町で構造現場見学会を開催します。
午前10時~午後4時までです。
今回も見どころ満載ですが、
各会場を一言で言うと
姫路会場では「たくさんの収納にこだわった家」
加古川会場では「遮熱対策をしこんだ家」になっています。
いつもどおり強引な売り込みもありません。
よかったら是非みなさん遊びに来てください!
54年前
わずかばかりの運の悪さを
恨んだりして
人は悲しい 悲しいものですね
それでも過去たちは
優しく睫毛に憩う
人生て 不思議なものですね
思い通りにならない夢を
失くしたりして
人はか弱い か弱いものですね
それでも未来たちは
人待ち顔をして微笑む
人生て うれしいものですね
心密かなうれしい涙を
流したりして
人はかわいい かわいいものですね
あああ 過去たちは
優しくまつげに行こう
人生て 不思議なものですね
人待ち顔をして微笑む
人生て うれしいものですね
54年前の今日4月13日は、私の亡父と母の結婚記念日です。
この日がなければ、私の人生も始まっていないわけで・・・・。
父は私が18歳のときに他界したので、もう25年前(!)。
歳月の早さに驚いてしまいます。
私も結婚し、二人の娘の父親になりました。
体には気をつけて、娘の成長を見届けて私は金婚式は迎えたいな・・・。
35歳で結婚したので金婚式は85歳のとき。
まだまだ人生、嬉しいことや不思議なことが
いっぱいありそうで、ワクワクしますね。
いろんな愛が燦燦とする人生でありますように・・・。
追伸
母さんへ
体には気をつけて、まだまだ長生きしてください。
不肖の息子、まだまだ親孝行したりていません。
娘二人も「おばあちゃん、おばあちゃん。」と言っています。
今度、我が家と一緒にご飯でも食べにいきましょう!
「この素晴らしき世界」
今日、お客さんと打ち合わせ後に資料を整理しながら雑談をしていました。
音楽の趣味が合っているんですよね。
ふと結婚式の話になり、
そのお客さんが披露宴の最後の退場のときに
ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」をかけられた話になりました。
私は披露宴の新婦の両親へのお手紙のときですが、
披露宴で「この素晴らしき世界」をかけたんですよね(笑)。
そんな感じで
「あんまり披露宴ではかけないですよね。」って笑いました。
でも、この曲、本当、歌詞といい曲といい名曲なんですよね。
ふと聴きたくなったので記事に貼り付けてみました。
よかったらみなさんもこの曲の素晴らしさに触れてみてください。
訳詞
「この素晴らしき世界」
木々は青々としげり バラの花は赤く色づく
私やあなたのために咲く花たちを見るとしみじみ思うよ
この世界はなんて素晴らしいんだろうと
青い空と真っ白な雲
そして昼の輝きと夜の闇 しみじみ思うよ
この世界はなんて素晴らしいんだろうと
空には七色の虹がかかる
過ぎ行く人たちの表情も美しい
友人たちは握手を交わしながら「ご機嫌よう」と言い
心から「大好きだよ」と言い合う
赤ん坊が泣いてる
この子たちが育つのを見ていよう
彼らはこれから先、私よりずっとたくさん学んでいくだろう
しみじみ思うよ
この世界はなんて素晴らしいんだろうと
そう、本当に思うね
なんて素晴らしいんだろう、この世界は
「帰ってくる場所」
「埴生の宿」とは「みすぼらしい家」という意味ですが、
それでも我が家が一番といった内容のイギリスの民謡のタイトルです。
「ビルマの竪琴」や「火垂るの墓」にも使われています。
大網理沙さんという方の本に載っていましたが、
家はただ住む空間なのではなく「帰ってくる場所」であるということなんだとありました。
そして、家は子どものときは「迎えてもらう」場所。
でも、大人になれば自分の力で誰かを「迎え入れる」場所。
「おかえり。」と言ってあげられる場所です。
「迎えられ方」は選べないけど、「迎え方」は選ぶことができる。
読んでて、「なるほどな~。」と思いました。
家づくりを日々お手伝いさせて頂いていますが、
快適な家、便利な家、使い勝手のいい家などを提案、提供する上に
「帰ってくる場所」を作っているという気持ちは持っておくということは、
作り手として大切にしたい気持ちですね。
入学式
平成27年4月6日。
長女、智美が小学校に入学しました。
雨が降りそうでしたが、なんとか大降りにならずよかったです。
親として節目を迎えられたこと心から嬉しく思います。
友達もどんどんできて、勉強にスポーツに頑張って欲しいものです。
はにかみ屋さんで、ちょっぴり気が小さな娘ですが、
大きな空に羽ばたいて欲しいと思います。
36年前の今頃も、私を見て母はこう思ってくれたのでしょうね。
「親孝行」も「子孝行」もしなければと思う今年43歳になるおっさんです。
今朝から集団登校でランドセルを背負って元気に登校しました。
ドキドキしながら歩いている娘の後ろ姿を見て、泣きそうになったのは
親馬鹿だからでしょうか(笑)?
頑張ってね、とも。
物事にはすべて何らかの「伏線」がある。
「勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負け無し。」
野村克也監督が好んで言われるこの言葉。
「どうして勝ったかの理由がわからない勝ちはあるけれど、
どうして負けたかの理由わからない負けはない。負けには必ず理由がある。」というもの。
これは成長の原点と思っています。
「敗因」を中途半端なプライドが邪魔することなく
真摯に受け止めれる人間にしか成長はないわけで、
そうじゃなく「不思議の成長」を運よくできても、誰にも教えられないから
先で結局、困ってしまいます。
たまたま立ち読みした週刊誌に
元阪急の上田監督の話が載っていて
たった一つのミスが大きく変えた裏話が書いてありました。
1971年の巨人7連覇をかけた対阪急との日本シリーズ。
下馬評では「阪急絶対有利」で始まった1勝1敗の第3戦。
巨人を0-1で抑えて、迎えた9回裏に
阪急山田投手が巨人王選手に逆転サヨナラ3ランを打たれ
流れが変り巨人が制した日本シリーズでの有名な試合。
プロ野球の歴史上で
江夏の21球、阪神バックスクリーン3連発などとともに
名場面ベスト10には確実に入るこの試合の大きな伏線。
「不思議の負け無し」を地で行く話が書いてあったのです。
これは王選手との駆け引きでなく、
実はその前の長嶋茂雄選手との打席に大きなミスがあったと書いてありました。
1番柴田選手が四球で出塁、2番柳田選手が倒れて
2死1塁だった場面で打者、長嶋選手。
このような場面では長嶋選手は三遊間に引っ張るより、
逆らわずセンター前に打ち返してゴロで抜ける安打が多いデータがありました。
そこで遊撃手の阪本選手を2塁寄りにいくように指示したのに
うまく伝わっていなかったことがおきました。
当時の後楽園球場のベンチはグランドより低く、
ベンチは選手から見えにくい構造でした。
結果、長嶋選手はデータどおり、
投手横を抜けるセンター前にゴロを打ち
阪本選手が飛びついたけど、グラブをかすめてセンター前へ。
もし指示がきちんと伝わっていて、
2塁寄りに守備位置を変えていたら
ここでアウトになり試合は終わっていたのです。
きちんと準備もして、確認もしていた。
でも、本番でうまく引き継げず失敗をした。
悔しいけど、このたった一つの油断、ミスですべての流れが変わってしまう怖さ。
日常でも大なり小なりありますよね。
準備も大切です。
でも、それをきちんと伝えること。
確認をとること。
ここを徹底しないとなかなか物事はうまくいきません。
大変ですけど、ここをきちんとやれることが
コミュニケーションの原点と思います。
仕事はもちろんですけど、
プライベートでも大事にしていきたい。
そんなことをふと思わせてくれたそんな記事でした。
私たちもスタッフ同士はもちろんのこと、
工事に携わる協力業者のみなさん、もちろんお施主様とも
コミュニケーションの大切さを踏まえてやっていきたいと思います。
追伸
私はプロ野球が好きですが、実際の試合より
こうした裏のドラマが大好きです。
ちなみに、阪急は76年の日本シリーズで山田投手は
王選手のバットをへし折る快投で巨人を倒し、日本シリーズを制するのです。
こういったドラマにいろんな刺激を受けますね。
今年のペナントレースにもたくさんのドラマがあってほしいと願っています。
大事な選択は・・・
「家づくり」を仕事にして20年目に突入した森下です。
「家づくり」は、人生においてとても大きな一大事業です。
「高額」なこともあり、なかなか決断するのには大変です。
でも、私はいつもお客様に
「家づくりをどうされるのか?」を決断してもらうときは
「お願いします。」とか
「この仕様なら絶対安全、安心ですから決めてください。」とか
「買ってください。」とか絶対言いません。
なぜなら大切なのは「自分で決める」ことだと思っています。
もし先で後悔することがあったとしたら、
それは間違った選択肢を選んだときでなく、結局は自分自身で決断しなかったときです。
自分で決めなかったから「誰かのせい」にしたり、
あきらめきれなかったり、言い訳してしまうのです。
それに、結局のところ、どれが正しい答えかはわかりません。
でも、その時点で最もいい選択肢だったと考えて出した方向性をだすことが大事なのです。
そのために私たちはいつも
家づくりをするために必要な「正しい情報や知識」を提供することが大事と思っています。
間違っても誘導尋問したり、
「この方法じゃないと失敗する。」とか
「この工法でないと家は20年くらいしかもちません。」といったような
不安を煽るような偏った提案は
「家づくり」に携わる人間は絶対にしてはいけません。
あくまでそれは「好み」であり、「価値観」です。
絶対的な答えであるかなんていいきれるわけではありませんので。
だから、大事な選択は自分で決めて欲しいのです。
苦しいし、勇気がいります。
だから決断することは凄いことなのです。
その凄いことをしてもらえるお手伝いをしているから
「家づくり」はとても素晴らしい仕事なんだといつも思い、
それができることに感謝していきたいと思うのです。
4月になり新しいスタートです。
心機一転でもないですが、まっさらな気持ちでスタッフ一同やっていきますので、
よろしくお願いします。
追伸
4月1日より長女が学童保育に行き始めました。
新しい環境になり、大丈夫かな?と心配しましたが、
おやつに出てくるスナック菓子がとても嬉しいようで
「父ちゃん!楽しいー!」と言ってます(笑)。
「まぁ、ヨシ!」と思っています♪