家づくりでプランを作る際に
気にされる人と気にされない人が
はっきり分かれるのが「家相」の問題ではないでしょうか?
鬼門といったものを避ける「家相」の話をするときに
よく「風水」といったことも言われます。
「家相」と「風水」は原則同じものだったようですが、
現在では違うものになっているそうです。
「風水」は中国で生まれ育ったもので、
「隠宅風水(お墓など亡くなった人の場所)」と
「陽宅風水(生きている人の建物や土地)」で考えられ、
それぞれの位置や建物についての吉凶をみる思想です。
「家相」は中国から伝わった「陽宅風水」を
日本の「神仏習合・神仏混淆」の独自の世界観の中で
日本人が発展させた独特の教えだそうです。
この2つは似ているようで
根底にある思想は大きな違いがあります。
その一つは現代において
風水師は恋愛や結婚時期まで占いますが、
家相家は家相で結婚を占ったりすることはないということ。
また、大きな違いとして、
風水には鬼門という概念がないということです。
また、一説には家相は15を超える流派があったりしたそうです。
(家の中心の定め方が違うため)
こうやって語りだすとなかなか尽きない話ですね。
色んな考え方があるため、
どうやればいいのか迷路に入るときもあります。
災いや祟りを受けぬように神に願う対極をもつことが家相。
出雲大社の大国主大神様の影響を受けた「大黒様」を祀ることから、
その柱を「大黒柱」と呼ぶこととすれば、
その大黒様の力を借りることで
その迷路から脱出する方法もあるのです。
それは、出雲大社の祭祀を受けることで
土地の鬼門がすっかり消えるということです。
このご祈祷を受けた住まいは「出雲屋敷」と言われ、
土地の鬼門、家相の心配が一切無くなると言われているのです。
考え方は様々です。
不安にさせられる考えが多いのでどうしても気になりがちです。
でも、逆に安心できるやり方を知って
家づくりを進められてもいいのではないでしょうか?
家相や鬼門に限らず、
家づくりにおいては様々な考えがネットや本にあふれています。
どれが正解でどれが間違いか
たぶん答はわかりません。
でも、不安になることばかり言う人の意見ばかり耳を傾けず
安心させてくれる人の話にも耳を傾けてみることも
大事なのではないかと思っています。
私たちも家づくりの正しい答は何か?といわれたら
わからないことが多いです。
でも、その中で
みなさんに安心できることを発信し続けれるようにはい続けたいと思っています。
増税の流れにそって
「今がいい時期です!」と煽ってくる人も増えてきました。
そんな中でいつも正しい情報や知識を
発信できるようにと思っています。
家づくりにおいてご心配なことやご不安なことあれば
いつでもお声掛け下さい。