おはようございます。
ここ数日、すっかり冬模様ですね。
急激な気温の変化は体調を崩しがちですので、
是非、皆様お体には気をつけてください。
ブログなどでもたまに書きますが、
誰かになにかを伝えたいとき、いかにしてわかりやすく表現するかが大事と思って
日々、皆様とお話させて頂いています。
難しいことを難しく言うより
難しいことを誰にでもわかりやすく言うことのほうがとても難しいわけです。
今まで難しいことをわかりやすく
伝えられた人の第一人者が福沢諭吉さんです。
そもそもよくわかりやすく人に伝える表現として
「猿でも分かる〇〇」といったものがあります。
これ自体も最初に言ったのは福沢諭吉さんのようです。
(「猿でも・・」と言う表現は人を馬鹿にしたのではなく、
それくらい誰にでもわかるようにやさしい言葉で伝えよう。といった意味です。)
有名な例ですが、
「わかりやすく」しただけで劇的に売り上げがあがった話があります。
飲料メーカーの伊藤園さんです。
伊藤園さんが10年の月日をかけて開発した新商品「缶入り煎茶」
これが全く売れない。
その理由が「煎」という字。
来るのは注文でなく「これは何て読むの?」という問い合わせばかり。
万人に読めない商品名は売れるわけがなく、
発売から4年後に中身はそのままで商品名だけわかりやすく変えてみたら
空前の大ヒットとなりました。
2012年に累計200億本売り上げたその商品は 「お~いお茶」
おそらくみなさんも1度は飲まれたことがあるでしょう。
それくらいの大ヒットになったわけです。
人は誰でもいつも誰かに伝えたい思いや情熱があると思います。
でも、なかなか伝わらなくて、もどかしい思いをしたこともあります。
いかにして分かりやすく
いかにしてストレートに伝えるか?
伝え方を考え、工夫することで多くの人に思いを伝えられる。
仕事に限らず、家族や友人などとの関係でも
もしかしたらこれが「うまくいくことのコツ」かもしれませんね。
森下も頑張って、コツをつかんでいきたいと思います。
※今回は「超訳 福沢諭吉 生き抜く哲学」より一部抜粋させて頂きました。