こんにちは、森下です。
2月28日の記事の続きで、「固定資産税」についてお話します。
ちなみに固定資産税は、
土地建物を所有する限り、ずっと支払わないといけない税金なので、
家計には考慮しておく必要があります。
まずは、計算方法からお話します。
固定資産税の計算自体は簡単な公式です。
固定資産税 = 課税標準額×1.4%
ただ問題なのは、この「課税標準額」がいくらなのか?といった点です。
課税評価額とは、基本、固定資産評価額になります。
(固定資産評価額とは、
市町村が作成している固定資産台帳に記載された評価額を言います。)
マイホームを所有すると、土地と建物の両方にかかってきます。
あくまで目安ですが、
土地は「公示価格」の70%ほど、
建物は購入後、市町村の調査で決まりますが、
一般的な木造住宅の場合は購入額の50~60%が
固定資産評価額と言われています。
ここに特例もあり
住宅用の土地なら200㎡(60.5坪)までが課税基準の1/6
建物は120㎡(36.3坪)までが一般住宅で3年間、
長期優良住宅で5年間が1/2になります。
(平成30年3月31日までに新築された場合適用など、他にも条件あります。)
例えば、土地が1200万円 建物2000万円だったとき
土地の固定資産税 1200万円×70%×1/6×1.4%=19,600円
建物の固定資産税 2000万円×50~60%×1/2×1.4%=70,000~84,000円
合計で89,600円~103,600円と推測されます。
ただ、建物固定資産税が1/2になるのは
一般的な住宅で3年間、長期優良住宅で5年間なのでご注意ください。
建物は年々価値が下がってはいきますが、3~5年では
大幅には下がりませんので気をつけないといけません。
固定資産税は毎年1月1日の元旦の時点で
土地、建物を所有されている人に課税されます。
概ね春頃に送られてくる納税通知書にて一括払いか1年で4回の分納をすることになります。
なので家を建てられた建築場所や
建物によって一概にはいえませんが、
姫路市で土地建物を購入された方は1年間で約12万円と推測され
平均したら月1万円ほどの固定資産税がかかってくると試算できます。
これを具体的な目安にして、家計を考えられていかがでしょうか?
(地域によっては、都市計画税を併せて納付する必要があります。)