11月になりました。
今年も残りわずか2ヶ月です。歳とるごとに1年が早く過ぎていくように感じます。
日々、健康に気をつけていきたいと思います。
家づくりの考え方が変わってきています。
「今までの家が悪い!」といった、半ば「脅し」のような売り文句を
言ってる建築会社も見かけますが、
今までの家づくりでもきちんと施工していれば、
安心な家であることは変わりません。
( だって、そんなこと言ってる建築会社の人たちの家自体が
今までの基準を満たした家で、
今もそのまま住んでいたりするケースも多いわけですから
いくらフレーミングをかけて優位に商談をすすめたいとしても
そこまで過剰に言い切るのはちょっとどうかと思います。
大学を出て大手ハウスメーカーに勤めていたときに
成績のいい先輩や上司が新築の家を売っているのに
こぞって分譲マンションに住んでいたことに違和感があったのに似てますね。)
ただ、今まで以上の性能を担保して、
快適な暮らしを約束していく方針に建築業界がなってきました。
これからの家づくりには大事にしていきたい項目がいくつかあり、
一定以上の性能を確保していきたいと勧めています。
4年後の2020年には、
こういった一定の品質の家でなければ、
家として認めない方針になっています。
裏返せばまだ4年間は、
今までの家づくりでも、これからの家づくりでも選べるわけです。
各会社の方針として
「4年後に家として認められない家を建てるんですか?」という姿勢も
否定はしませんが、予算があってこその部分も大きいわけです。
だって、スペックを売りにしている会社ほど
結局、価格がいくらなのかを全然分かりやすく教えてくれません。
いい家なのはわかっているけど、
結果的に家だけで価格が2500万円や3000万円かかったとしたら
なかなかみなさんが買えるわけでもないので、
一概にどうとも言えないのはわかってもらえるかと思います。
と言いつつも、これからの家づくりの考え方は
「きちんと学ばれて家づくりをされることは、絶対大事」とは思っています。
なので我々も 新しい家づくりの考え方の一つ、
パッシブ住宅の第一人者 松尾先生の考え方を2年前から学んでいます。
施工面でも耐久性において、
いかに通気が大事かをハウゼコさんに教えて頂き
新しい考え方をどんどん取り入れています。
そんな中、12月に弊社会長の森下誉樹が
松尾先生やハウゼコの神戸社長たちと
新建新聞社主催で「技術面の新常識を学ぶ視察セミナー」で講師として参加します。
高断熱・気密住宅だからこそ起こっている
「腐れの問題」について知ってほしいと考えています。
これからもHPやレター以外でも
様々な形で「家づくりについての大切な考え方」を発信していきますので
よろしくお願いします。