6月になりました。
今年ももう折り返し。
1年は早いものですね・・。
さて、6月のフラット35の金利が発表になりました。
返済期間が21年以上で融資手数料を支払う方法(詳しくはまた聞いてください。)で、
融資額が
土地、建物代金の9割までの方で 1.54%
土地、建物代金の9割以上の方で 1.67%となっています。
先月より上がりましたが、まだまだ低金利です。
そんなフラット35ですが、いろいろと多様化しています。
フラット35Sにすれば、当初10年間の金利は▲0.6%優遇には以前からなっていますが、
なにぶん予算枠の中での話。
平成28年1月29日までの予定といいつつ、予算が終わり次第終了となります。
ちなみに2010年優遇幅が▲1%のときも利用者が多く前倒しで終了しましたが、
このときの予算が約6200億円。
それに対して、今回はおよそ6分の1の1850億円。
秋口あたりから「もうすぐ〆切ですよ!」と
建築業界のいろんな人が煽ってきそうですが、
正式申込みをした時点で認定されるので、土地からお探しの方で
土地が決まっているのなら正式申込みをしたほうがいいのも事実。
そのあたりはよく検討してください。
また、太陽光の売電収入を年収に加算して、
借入可能額を引き上げるといったサービスも始まります。
某銀行では、銀行ローンでも売電収入加算を取り入れているところもあるようです。
でも、ここで売電収入を年収に加算するだけで
資金計画をしたり、ライフプランをしたりするのはちょっとどうかな?と思います。
太陽光発電をつけるわけですから初期投資は増えます。
その初期投資が増えた分、返済額がどう変わっているのか?
売電収入でどれだけの負担が減るのか?
そのバランスをよく考えて検討して欲しいです。
間違っても、加算した分だけ
たくさん借入ができるといったような判断はしないでください。
また試算したシュミレーションを提出されないように
検討されている会社さんにも一言、先にいっておいたほうがいいと思います。
また「ダブルフラット」と言った方法もできました。
「フラット35+フラット20」
「フラット35+フラット35」
「フラット20+フラット20」の3通りがあります。
子どもさんの教育資金がまだそれほどかからない時期にバリバリ返すといった考え方。
共働きの時期を考慮して返済していく考え方。
先述の売電収入を見込んで計画する考え方。
時代によって様々な背景や環境は変わっていきます。
その時代、その時期にあった方法をいつも提案できるように
我々も日々学んでいかないといけませんね。