この言葉の意味は
「他人の良いところは、見習い、他人の悪いところは、自分のこととして反省し改めよ。」とのこと。
そんなこと思った出来事が先日ありました。
そのお話を書きたいと思います。
(お店の名前や商品名、場所を言うとどこかわかってしまうのであえて伏せさせて頂きます。)
家族3人で実家に顔を出すのに
なにかお土産でもと思い、とある食べ物を買いに行きました。
結構、行列ができるようなお店で、過去も何度も買ったことがあります。
その時は、直前に女性3人組が並ばれたくらいですいていたので
行列嫌いの私でしたが、待って買うことにしました。
10個買おうとしたら5個しかなかったのでしばらく待つことに。
で、レジの女の子が後ろで作ってる人たちに
「5個お願いします。」というのに返事もなかったのです。
「おかしいな。」と思って待ってたら次の女性の方も10個注文しました。
で、レジの女の子が「10個お願いします。」と言っても一切返事ないんです。
距離は2~3mほど。
聞こえていないわけはありません。
見てて正直、人間関係がうまくいってないのはわかってしまいましたが、
それはあくまでその人間たちだけでのことであり、
商売人として、プロとしてそれをお客さんに伝わってしまうのは未熟としか言いようがないと思います。
友達関係ならいざ知れず、
仕事上でベタベタで慣れ合ったりしてるのもどうだかな?と思いますが
お客さんに気遣わせてしまうような臭気を出してしまっては、それはもう問題外と思うのです。
しかも、責任者らしき男性と年配の女性社員は、
そのすぐそばで関係ない話をベラベラしてるし、
レジの女性のすぐ後ろにいた返事をしない2人の女性たちも
かといって商品を急いで用意する気配もないですし、
商品も見た感じ、もう何十個と出来上がってるんですよ。
で、何人も並んでるのに動きは遅いし、
「待っててくださいね。」なんてのお声掛けもないんです。
途中で帰ろうかと思いました。
私が少しムッとしてるのを察知した嫁さんに
「怒らない。怒らない。」と小学生の息子を諭すお母さんのように言われたので
おとなしく待ってましたが(笑)、もうこの店こないな~と思ってしまいました。
「美味しければ売れる。」というのも間違いではないと思いますが、
「そこで買うことが楽しい。そのお店にいったら和む。」からと言うことも大切と思うのです。
そこの店は美味しいし、立地もいいし、現に流行ってます。
私の意見なんてしょせん、戯言かもしれないですが、
いつかその態度が間違いであることを
社員はともかく、少なくとも経営者が早く気づかなければ
一瞬で廃れてしまうような気がします。
もっと感じのいい同業の店が近くにできたらそれで終わってしまうかもしれません。
飲食店見てたら特に思います。
なんの業種でもお店が10年続く確率は5%ほどだそうです。
「美味しい」だけで流行るのならもっと続いてもいいわけです。
どうして、みんなうまくいかないのかは、その辺にヒントがあるのではないでしょうか?
5~10分ほどのことでしたが、気づきを与えてくれた機会と思いました。
やっぱり、来てくださったお客さんが楽しいな、よかったなと思ってもらえるように
やっていきたいと改めて思いました。
明日、明後日は弊社は揖保郡太子町で見学会をします(午前10時~午後4時)。
来て頂いたみなさんが、
「楽しかったね。よかったね。」と思ってもらえるような見学会に今回もしたいと思います。
姫路の10月はお祭りでお忙しい方も多いと思いますが、
一人でも多くの方に楽しんでもらえるようにスタッフ一同心よりお待ちしております。
ぜひ遊びにきてくださいね。