「愛燦燦」
小椋 佳 作詞/作曲
雨潸々と この身に落ちて
わずかばかりの運の悪さを
恨んだりして
人は悲しい 悲しいものですね
それでも過去たちは
優しく睫毛に憩う
人生て 不思議なものですね
風散々と この身に荒れて
思い通りにならない夢を
失くしたりして
人はか弱い か弱いものですね
それでも未来たちは
人待ち顔をして微笑む
人生て うれしいものですね
愛燦々と この身に降って
心密かなうれしい涙を
流したりして
人はかわいい かわいいものですね
あああ 過去たちは
優しくまつげに行こう
人生て 不思議なものですね
ああ 未来たちは
人待ち顔をして微笑む
人生て うれしいものですね
私は美空ひばりさんが大好きです。
子どもの頃はよくわかりませんでしたが、
大人になり歳を重ねるほどに
ひばりさんの声がとても身にしみてきます。
ひばりさんの唄はたくさん名曲がありますが、
個人的にはこの曲が一番大好きです。
テレビで幼児虐待や殺人などの悲しいニュースを見たり
身の回りでなにか悲しいことがおきたときに
いつもこの曲の歌詞が浮かびます。
「人生て うれしいものですね」
嬉しい人生を送りたいと思います。