皆様は、『耐風等級』ってご存じでしょうか?
耐震等級なら知っているけど、
耐風等級は初めて聞きましたという方も
少なくないと思います。
耐風等級とは、台風や暴風時に
家がどれほど耐えられるかを表し、
耐震等級と同様数字の高いほうが
風に対して強い家といえます。
皆様は、『耐風等級』ってご存じでしょうか?
耐震等級なら知っているけど、
耐風等級は初めて聞きましたという方も
少なくないと思います。
耐風等級とは、台風や暴風時に
家がどれほど耐えられるかを表し、
耐震等級と同様数字の高いほうが
風に対して強い家といえます。
注文住宅ではコンセントの位置や
数も自由に決める事が出来ます。
しかし自由に決めれるが故に、
住んでからコンセントが足りない、
欲しいところにコンセントがないなど、
不満に感じている方も少なくはないでしょう。
実は、私もコンセントに不満を
感じた一人なのです。
私は、13年前に家を建てました。
当時私は工事監督、妻も住宅業界で
働いていましたので、
コンセントに関しては二人で
かなり考えて設置しましたが、
結局住んでからLDKだけで
4つ程コンセントを増設する始末。 続きを読む about 『後悔しないコンセントの決め方』
・弊社の窓は、トリプルサッシなので快適ですよ。
・弊社の窓は樹脂サッシですので安心です。
・弊社は窓も自社工場で作るくらい窓の性能にはこだわっています。
高気密・高断熱住宅を検討、見学された
方なら一度は上記のフレーズを聞いた
ことがあると思います。
私もよく窓についてはお話しさせて
頂きますし、実際に同じような事も言っています。
続きを読む about 『高性能な窓なので安心です』の落とし穴
太陽光発電に関しましては、
買取金額や電気の単価、
維持コストなどで得をするとか
損をするなどいろいろ言われて
いますが、その前にまず太陽光
を設置する上で守るべき8つの
前提があるのをご存じな方は
まだ少数だと思います。
この8つの前提をクリアしないと、
せっかくの太陽光発電もリスクの
ほうが大きくなる場合もあります
ので、太陽光発電を考えているの
であれば、今からお話しする
8つの条件を満たしているか?を
必ず確認することをお勧め致します。
弊社のモデルハウスは日射取得や
全館空調の効率を上げるために
吹き抜けを採用しています。
ご見学頂いた方から
『吹き抜けは絶対に必要ですか?』
というご質問を頂きます。
その質問をされた理由を聞くと
・全然部屋が温まらない、
すぐ部屋が暑くなると聞いている。
・冷暖房費が高くなりそう
・2階のスペースが狭くなる
など、吹き抜けにあまりいいイメージを
持たれていない方が多くいらっしゃいました。 続きを読む about 吹き抜けに何を求めますか?
先日、お引渡し前の Y様邸の確認をしてきました。
Y様邸は、『14畳用のエアコン1台で全館空調』のお宅ですので、
必ず確認するのが各吹き出し口から出ている風量と温度です。
その、測定に用いるのが『 testo 405i 』
専用のアプリをダウンロードすることで、風量と温度が確認できます。
*松尾和也先生から教えて頂いたものです!
エアコン1台で全館空調するには、
何点か抑えるべき重要なポイントが
ありますが、その一つがこの風量の管理になります。
小屋裏から床下までのダクトの経路や
ダクト自体の少しのタワミで風量が
大きくかわりますので、ダクト自体を
目視で確認することと、風量が規定以上出ているかを必ず確認する必要があります。
もちろん確認は、工事中と完成時の2回です。
下記は、Y様邸の完成時です。
リビングに設置していますチャンバーBOXです。
キッチン横の床下ガラリ
洗面所に設置している床下ガラリ
トイレに設置している床下ガラリ
*洗面やトイレにも設置しますので、ヒートショックも起こりにくくなります
Y様邸も各場所とも規定の風量は出ていました。
あとは、6月と12月に実際に訪問し
各部屋の温度の測定させて頂き、
Y様ご家族が快適と感じて頂ける設定や
エアコンの設定温度の確認をさせて頂きますね。
モリシタ・アット・ホームでは、
小屋裏エアコン1台で1年中快適に過ごして頂ける家を
お勧めしています。
と言っても26畳用や29畳用のエアコンを
フル稼働させて全館空調をする訳ではありません。
私たちが、お勧めしているのは
『14畳用のエアコン一台で全館空調できる家』です
例えば、29畳用のエアコンと14畳用では
定価で23万円程違います。もちろん電気料金も違うでしょう。
なるべく初期費用とランニングコストを抑えて、
1年中快適に過ごせる家でストレスなく生活して頂きたいのです。
そこで重要になってくるのが、家の必要暖房能力の計算! です。
言い変えると、建てようとする家全体の暖房負荷を計算し、
14畳用のエアコンでも快適に暮らして頂けるかを確かめる事です。
暖房負荷とは、暖房を一切使用せず内部発熱もない状態で
室温が16℃を保てる家だとします。
その家を24℃にする為につぎ込む暖房エネルギーの事。
すなわち、投入しなければいけない
暖房エネルギーの事を暖房負荷といいます。
では、これからご提案するU様の間取りで
暖房負荷の計算をしていきたいと思います。
まず、この計算式をご覧ください。
出典元:松尾和也|ホントは安いエコハウス
これは弊社が設計や技術的な指導をお願いしています
松尾設計室の松尾和也先生から教えて頂いた計算式で、
弊社はこの計算式で、必要暖房能力を計算しています。
U様邸 : Q値 1.7 W/m2・K (間取り・仕様より計算)
C値 0.6 cm2/m2 (弊社平均 C値 0.4~0.6 cm2/m2)
面積 112.83 m2 (今回は家全体の計算です)
設定室温 24℃ (寒がりの人でも温かいと感じる温度)
年間最低気温 -2.1℃(2019年の最低気温 1月10日)
上記の条件で、計算すると
(1.7+(0.6/10))×112.83×(24-(-2.1)) = 5182.9W
U様邸の必要暖房能力は 5.2KW になります。
今回、採用するエアコンは三菱のJXVシリーズの14畳用ですので、
暖房の定格能力、5.0KW、最大暖房能力に関しては
9.9KWありますので、機種の選定としては、
問題ないことがわかります。
ここからが今回一番お伝えしたいことなのですが、
エアコン1台で全館空調をしている会社が増えていますが、
暖房負荷の計算をしている会社(担当者)は多くありません。
皆様が『エアコン1台で全館空調ができる家』を
検討されるときは、必ず計算をしてくれる会社を選ぶことをお勧め致します。
*『エアコン1台で全館空調』するためには
他にも様々な条件があり、すべての条件を満たすことで、
1年中快適に暮らせる家になります。
必要暖房能力以上のエアコンを使用すれば大丈夫
という事ではございませんのでくれぐれもご注意下さい。
こんにちは、モリシタアットホーム山下です
先回は、一年を通して快適に暮らすために
抑えるべき設計のポイントのひとつである
日射取得と日射遮蔽についてお話をさせて頂きました。
今回は窓ガラスの種類と使い分けについてお話をさせて頂きます
まず皆様に使って頂きたいのは「 LowーE複層ガラス」です
LowーEガラスとは、LowーE金属膜を施したガラスを
複層ガラスに使用する事で、放射による熱伝導を低減し
高断熱性能を実現させます。
このガラスを使用する事で、冬は窓から逃げる
暖房熱の量を大幅に減らすことができます。
ちなみに断熱性能は、一般的な複層ガラスの
1.5倍以上と言われています。
夏は強い日射熱を窓際でカットし冷房効果を高め、
また紫外線もカットできるので日焼けなどを抑える事もできます。
ここまでは、LowーEガラスの説明で皆様もご存知だと思います。
ここからが本題、
LowーEガラスには 遮熱タイプと断熱タイプの2種類あります。
私たちが今取り組んでいる(夏は涼しく、冬暖かい家)を作るには
何点か抑えるべき設計のポイントがありますが
今回は、その中でも最も重要なポイントの一つである、
日射取得と日射遮蔽についてお話をさせていただきます。
太陽の光には光の側面と熱の側面があります。
ご存知のようにこの2つのエネルギーは、
誰もがもらうことのできる無料のエネルギーです。
この無料のエネルギーを最大限に活かせるように
冬の日射は出来るだけ取り入れ(日射取得)、
夏の日射は出来るだけ遮る(日射遮蔽)設計で
家を考える事が重要なんです。
ではどのくらいの効果が得られるかを見ていきましょう。
こんにちは。山下です。
今回は収納計画と生活動線にこだわったお宅が完成しましたので
その一部をご紹介します♪
まず、玄関の横に2帖のファミリースペースを設置。
家族の靴はもちろん、コートやジャケットも掛けれます。
また、ベビーカー等もすべてここに収納できます。
扉を付けているので来客時も気になりません。
玄関からは2つの動線を確保。
お客様は直接リビングへ、家族は3帖のスイッチングルームへ。
写真はスイッチングルームに設置した1帖分の収納です。
ここには、普段よく着る服や子供服、ランドセルや教科書などを収納して頂きます。
洗濯物も一階で干しますので、わざわざ衣類を収納するためだけに
2階に上がらなくても良いのです。
これだけで、家事の時短にもなります。
スイッチングルーム横にトイレを設置しています。
横に見えるのが、玄関です。
収納の横には洗面を設置しています。
洗面横に小物を収納できるニッチを設置しています。
このニッチは、意外と便利なんです。
スイッチングルームの奥に2帖の脱衣所とUBを設置。
今回は、お風呂に入っていても洗面が使えるように分けてみました。
もちろん脱衣所にも収納を設置しています。
タオルや、下着、パジャマなどはすべてここに収納して頂けます。
これは、スイッチングルームに面した階段下収納です。
掃除道具や日用品のストックを入れる収納と、扇風機や
ヒーター等の季節家電などもすべてここに収納できます。
これは、スイッチングルームからダイニングへ行く
廊下に設置した収納です。
電話や、モデム、ルーターなどをここに設置して頂けます。
この空間はキッチンやダイニングから近く、リビングからは死角
になるスペースです。(リビングやダイニングに配線がたくさん
見える機器は置きたくないですよね)
そしていよいよキッチン、今回は完全独立型の配置にしてみました。
キッチンの両側を通ることが出来ます。
横には大きな窓を付けていますので、光や風も十分取り入れることが
でき、洗濯もここで干すことが出来ます。
(写真は、スイッチングルームから見た写真です)
リビングから見たキッチンです。
キッチン後ろには、モデルハウスでも採用している背面収納を設置。
来客時は扉を閉めてスッキリとみせることができます。
(あまりキッチンの後ろって見られたくないですよね 笑 )
キッチン横に、1.5帖のパントリーも設置しています。
また勝手口も付けていますので、ゴミ捨ても楽にできます。
キッチンから見た、リビング・ダイニングです。
光もしっかり入れれるように吹き抜けを設置。
ご主人こだわりの吹き抜け !
吹き抜けの位置は、最後までH様と悩みましたが、
リビング・ダイニングにしっかり光が取り込めるこの位置で正解でした。
これも、H様こだわりのリビング収納。
もう一つ、
こだわりのTVボードです。TVは壁掛けにします。
壁に貼っているのは、外壁材です。
凹凸もしっかりあり、高級感が増しました!
階段は、リビング内に設置しましたのでお子様とのコミュニケーション
も取りやすい間取です。
横に見えるのが、玄関へつながる扉です。
今回はリビング内階段を中心とした、回遊型の間取です。
生活動線には、お出かけ動線、おかえり動線、洗濯動線、掃除動線、料理動線など
ありますが、その動線を少し意識し収納計画をしっかりたてれば家事の時短ができ、
家族でくつろぐ時間を増やすことが出来ます。
生活動線や収納計画に興味がありましたら、いつでもお声掛けください。
実際、考えを体感して頂けるモデルハウスで細かくご説明させて頂きますので。