【ルームツアー】リビングより「ダイニング」を広く設計した、中庭と暮らす家
芥原:本日はこちらのお家をご紹介させていただきたいと思います。本日一緒にご紹介いただくのは、設計の蔭山です。早速、こちらのお家の概要をお願いします。
蔭山:こちらのお家は、敷地面積が52.91坪、延床面積が36.9坪、C値が0.4、UA値が0.37のお家になっております。子育てが終わったご夫婦がお二人へのご褒美として建てられたお家です。この分譲地はいろんなハウスメーカーさんや工務店さんが建てられているんですけども、その中でも一番日当たりのいい敷地を選んでいただきましたので、この敷地を最大限活かせるお家を建てたいなと思って設計させていただきました。外観は杉の板張りと塗り壁を採用していただき、素材感のあるお家となっております。正面がちょうど南面になるんですけども、大きな掃き出し窓を設置させていただいて、日がしっかり入るようになっております。ただ、このままですとお家の中が丸見えになってしまいますので、このような少し背の高い目隠しフェンスを設置させていただいて、日はしっかり入るんですけども、外の視線が気にならないような外観にさせていただいております。
芥原:お庭も楽しめる感じですよね。素敵ですね。それでは早速、中に入っていきましょう。
芥原:こちらの下駄箱、コンパクトで可愛いですね。
蔭山:玄関をすっきり見せるために、少しコンパクトな玄関にしております。カウンターの上には小物を飾っていただいたり、下は収納になっておりますので、普段よく使う靴をしまっていただけます。あまり使用頻度の少ない靴や見せたくないものは、こちらのドアを開けていただくとシューズクロークがありますので、そちらにしまっていただけます。靴を脱いでいただくところには式台と手すりを設けております。外観の素材にもこだわって計画させていただいたんですけども、家の至るところから素材感が見えるように計画しております。玄関にもこのように地窓を設けて坪庭を作っております。
芥原:まずこちらの建具、すごくおしゃれですよね。
蔭山:こちらも造作建具になります。フレームはオークの板を使わせていただいてまして、真ん中の透明な部分はガラスではなく、ポリカーボネート板を使用させていただいています。これを入れることによって建具が軽く、ガラスのように割れることがないので、安全に使っていただくことができます。
芥原:よく使われる扉でもあるので、安全性も考慮されていると安心ですよね。
蔭山:ぜひ開けていただいて、軽さも確認していただければと思います。
芥原:本当ですね。すごく軽いです。では早速、LDKに入っていきます。
蔭山:こちらのLDKはキッチンを中心としたL型のリビングになっております。こちらがダイニングで、キッチン奥がリビングという配置になっております。通常のお家と違うのは、実はリビングよりもダイニングスペースを広く取っているところです。ご家族が集まるのがお食事の時間になりますので、楽しくゆっくりお食事ができるようにダイニングを広く取らせていただいております。
芥原:家具もゆったりした大きめのものを選ばれていて、すごく素敵ですよね。それと、こちらの照明もおしゃれなものを選ばれていて可愛らしいですね。
蔭山:こちらはフレームさんというメーカーの照明器具を使わせていただいております。私たちのモデルハウスでもよく使う照明器具なんですけども、今とても人気のある照明メーカーさんになっています。こちらのお家でもたくさん使っていただいていますので、ぜひ動画の中でチェックしていただければと思います。それと、このリビングには通常あるものがないんですけども、気が付きましたでしょうか。
芥原:もしかしてテレビですか。
蔭山:正解です。こちらのご夫婦はテレビをほとんど見られませんので、家具やソファはすべてお庭の方に向けて配置させていただいております。このお庭も先ほどのフェンスの中のお庭になっておりまして、真ん中の背の高い木はモミジです。植栽はすべてお施主様と一緒に買い付けに行って決めたものを植えております。
芥原:買い付けまでされて、本当にこだわりのお庭ですよね。
蔭山:こちらがリビングになります。広さは4.5畳です。ご主人がお庭を眺めながら本を読んだり、ゆっくりくつろいでいただけるスペースとなっております。また、南面のスクエア窓は小さくすることで植栽をちらっと見せたり、外への抜け感を意識して配置しております。
芥原:緑がどちらからも見えて、すごくリラックスできそうな空間ですね。こちらがキッチンなんですけれども、木製で木の質感が柔らかくていいですね。
蔭山:こちらのキッチンも造作でお作りしております。天板も木製になりますので、お家になじんでとても素敵ですよね。ゴミ箱スペースも確保しており、食器洗浄機はボッシュをご採用いただきました。後ろのカップボードも家電を並べやすい高さをしっかり検討して決めさせていただいておりますし、奥にはパントリーもございますので、収納もしっかり完備しております。
芥原:機能面もデザイン面も兼ね備えた場所になっているんですね。このキッチンのそばに脱衣室が配置してあるんですね。
蔭山:こちらにはガス乾燥機の乾太くんと物干しバーを設置しておりますので、洗濯が簡単に完結できるサニタリーになっております。カウンターも設けておりますので、ここで衣類を畳んだり、アイロン掛けもできるようになっています。
芥原:本当にこのスペースだけで洗濯が終わってしまうんですね。床は先ほどのキッチンとはまた違ったものが使われていますが、こちらはどういったものでしょうか。
蔭山:こちらはボロンという床材で、丈夫で耐久性に優れています。普段は掃除機でしっかりお掃除していただいて、汚れた時は水拭きで簡単に落とせますので、とてもおすすめの素材になります。
芥原:こちらがウォークスルークローゼットになりますね。
蔭山:家族の衣類をすべてまとめる収納になっております。脱衣室のすぐ横になりますので、洗濯した衣類も最短で片付けることができます。L型のハンガーパイプで生まれがちなデッドスペースには可動棚を設けることで、ベルトやバッグなどの小物類もしっかり収納できます。また、このお部屋は床下エアコンを設置しておりますので、お着替えも快適にしていただけます。
芥原:こちらが洗面スペースですね。木の雰囲気と可愛らしいタイルの組み合わせがすごく素敵な造作洗面台ですよね。
蔭山:奥様がお化粧もされますので、カウンターは少し広めに取らせていただいております。収納についても、どのようなボックスを入れるかを計画段階から決めていただきましたので、すっきり収められるようになっております。
芥原:洗面スペースと脱衣室を分けてあるので、それぞれ作業がしやすくなっているんですよね。
蔭山:洗面所からウォークインクローゼット、そしてキッチンへ一直線につながっておりますので、家事動線や洗濯動線もスムーズに行える、とても重要な動線になっております。
芥原:すごく使いやすいスペースになっているんですね。
蔭山:こちらはゲストルームになります。広さは4.5畳です。収納も付いておりますので、息子さんが帰って来られた時に使っていただけますし、一人時間を過ごしたい時にも使っていただけるようにしております。小さめのペンダント照明やスリット窓を設けることで、LDKよりも明るさを抑えた落ち着きのあるお部屋にしております。
芥原:LDKでは誰かの気配を感じながらゆっくり過ごせて、こちらでは本当に一人の空間としてゆったりくつろげそうですよね。これで1階のお部屋はすべて回り終えましたが、行き止まりのない回遊動線になっているんですね。
蔭山:こちらの格子階段はリビングのアクセントになっております。このデザインはお施主様と一緒に考えて作りました。手すりには間接照明を組み込んでおりまして、眩しさを抑える工夫もしております。
芥原:ここにも照明へのこだわりが詰まっているんですね。
蔭山:こちらが2階の吹き抜けになります。格子ではなくアクリルパネルを設置することで圧迫感を抑え、日射を遮らない工夫をしております。床はオーク材、天井にはヘム材を使用し、木をふんだんに使った温かみのある空間となっております。シーリングファンは空調を補助するために設置しております。
芥原:木の質感もバランスよく取り入れられていて、シーリングファンもアクセントになっていておしゃれな空間ですよね。
蔭山:小屋裏には夏用のエアコンとして松尾式バージョン3を採用しております。第一種換気装置と組み合わせることで、冷たい空気を各部屋へ送り、空気清浄機を通したきれいな空気を家全体に循環させる仕組みになっております。各部屋に空気清浄機を置く必要がなくなり、エアコンも長持ちし、お手入れもしやすくなっております。
蔭山:こちらには2階の洗面とウォークインクローゼットがございます。1階にも2階にもございますので、とても使いやすい配置となっております。
蔭山:こちらが奥様の書斎スペースです。広さは4.5畳で、作業がしやすいようにカウンターを広めに取らせていただいております。本棚も収納するものに合わせて計画しております。
蔭山:実はこのお部屋にはもう一つポイントがありまして、この椅子に座ってみてください。
芥原:目の前に山が見えて、すごく気持ちいい空間ですね。
蔭山:この窓はお家とお家の間を狙って配置しておりますので、遠くの山や景色が見えるようになっています。お仕事の合間にほっとしていただきたいという思いで設計しました。
芥原:緑が見えて癒やされる空間があると、すごくリフレッシュできますよね。こちらが寝室ですね。
蔭山:広さは6畳です。こちらも南面に面しておりますが、LDKとは違った窓の配置にしております。また、この室内側には建具を設けておりまして、冬場は床下エアコンの暖かい空気を取り込めるような仕組みになっております。
芥原:透明なので遠くまで見渡せますね。
蔭山:お部屋も明るく開放感のある寝室となっております。ただ、ゆっくりお休みになりたい時は建具を閉めて、ブラインドを下ろしていただくことで落ち着いた空間にもなります。
芥原:開放的にくつろぎたい時も、閉めてゆっくり過ごしたい時も、どちらにも対応できるスペースになっているんですね。
芥原:これでこちらのお家のルームツアーは以上となります。他のお家も見てみたいという方は、森下・アット・ホームのホームページに施工事例が載っておりますので、ぜひご覧ください。また、実際に見学したいという方はモデルハウスがございますので、ホームページからご予約ください。それでは最後までご視聴いただき、ありがとうございました。
蔭山:ありがとうございました。


