YouTubeに家づくり動画をアップしました。
”””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””””
今回は「【狭小地の家づくり】2階リビングは老後が心配?将来を見据えた設計で解決」
【動画の概要】
-
狭小地での2階リビングは採光と開放感に優れる一方、荷物運びや周辺からの視線・夏の暑さといったデメリットの対策が必須となる。
-
荷物の持ち運び負担を減らすため、玄関から階段・キッチンへの動線を最短にし、勾配の緩やかな階段や踊り場を計画する。
-
周囲からの視線を遮りつつ光と熱を取り込める特殊スクリーン(上下開閉)や、夏の遮熱シェードで居心地とプライバシーを両立する。
-
勾配天井による開放感と引き換えに受ける熱気対策として、屋根断熱の徹底強化(セルロースファイバー25cm等)と全館空調が欠かせない。
-
将来の階段昇降の不安に対し、階段幅の確保や上下階で位置を合わせた2帖空間による「ホームエレベーター増設準備」で備えておく。
ぜひチェックしてみてください。
【YouTube動画】
【狭小地の家づくり】2階リビングは老後が心配?将来を見据えた設計で解決
https://www.m-athome.co.jp/movie/second_floor_living
▼YouTubeチャンネルはこちら
https://www.youtube.com/user/morishitaathome
————-
こんにちは、モリシタ・アット・ホームの山下です。前回の動画では、狭小地で建てる上で気をつけないといけない設計のポイントとして、インナーガレージのお話をしました。
▼【狭小地の家づくり】建てる前には気づかない?インナーガレージの盲点
https://www.m-athome.co.jp/movie/inner_garage_blindspot
今回はもう1つ、設計上注意するリビングのお話です。LDKの光の入れ方を設計で考えるんですが、狭小地で建てる1つのパターンとしてよくやるのが、2階リビングになります。
2階リビングは確かに明るいし、開放的なイメージもありますが、荷物の持ち運びや目線が気になる印象もあります。2階リビングが全て解決できるわけではなくて、メリットもあればデメリットもありますので、その辺をこれからお話ししていきます。よろしくお願いいたします。
早速お話ししていくんですけど、2階リビングと聞いてどうかなと思われる1番のポイントは、多分、お買い物をしてきた時の荷物ですよね。玄関から持って上がらないといけないのがネックと感じられる方もいらっしゃいます。完璧に解決できるのはなかなか難しいんですけど、その動作を楽にしてあげるように設計で考えます。
ポイントとしては、ここが階段なので、上がってきてすぐの所にキッチンを持ってきてあげるとか。上がってきてもここがリビングで、キッチンが向こうの方だったら、この距離がしんどいですよね。動線を短くしてあげると考えると、まずは階段とキッチンの位置、あとは玄関から階段の位置がすごく重要です。なるべく最短で来られるように設計することで、少し楽にならないかなと考えます。
あとは階段の勾配を少し緩やかにしたり、段の高さを調整したり。距離は少し長くなるんだけど、間に踊り場を設けてあげることで、日々の上下の動作が少し楽になることもあります。小さな工夫の積み重ねで楽になっていくんですね。なるべく動作が少しでも楽になるように、少しずつ手を入れたり考えてあげると、使い勝手は良くなるのかなと思っています。
あともう1つは敷地の条件によるんですけど、周りがここみたいに家が密集している場合です。こっちが南側で、しっかり明かり窓を取りたいんだよね。でも気になるのが、前の家からの視線です。結構窓がこっちを向いているでしょ。なかなか開けっぱなしで生活するのは難しいと思います。その時に、冬場はしっかり熱を入れたいので窓は大きく取りたいんですが、プライバシーも守りたいですよね。
そのためにカーテンとか、うちだったらこのハニカムを下ろします。夜はこれで良いと思うんだけど、昼間からこの状態はもったいない。2階リビングにする意味があまりないかなと思うので、今回は2階用に作っているんです。見て、これ上だけ開くようにできるんだよね。ここは視線が気になるけど、光と熱は多少入れたいということで、こういうスクリーンを利用して開ける場所を限定してあげます。
これを引っ張ると下も開くんだよね。こことここは明かりと少しの抜け感が出るけど、ここはしっかりプライバシーを守ることもできます。あまりないけど、足元だけ見えても良いなら、この状態でも良い。周りの高さにもよるけど、こういう使い分けができるものを使うだけで、プライバシーが少し守られるというか。感じ方が全然違います。
こういうものを利用してプライバシーを守りながら、2階リビングの良さを引き出すこともできます。あとはこっちが南側なので、日射は冬はすごく良いけど、夏も庇は出しているものの、少し入るかもしれません。その場合は、シェードを下ろしたり、つけてあげる。転落防止の柵もちゃんとつけています。小さいお子さまがいると、下にももう1つつけたりします。
こういうもので日射の遮蔽を考えてあげれば、居心地が良くて、冬暖かく夏涼しい2階リビングができるんだよね。僕たちが2階リビングでよくやるのが勾配天井です。天井を勾配にしてあげるだけで、上がってきた時の広さの感じ方が全然違うでしょ。あとは間接照明を入れて、光を工夫するだけで雰囲気を出せるんだけど、ここでも気をつけないといけないのが屋根の断熱です。
普通の家もそうなんだけど、2階の方が暑いでしょ。暖かい空気が上に上がってくるので、1階よりも2階が暑い経験は誰しもあると思うんですけど、そうならないように屋根の断熱をします。うちは25cmのセルロースファイバーを入れています。勾配にすると屋根に近くなるでしょ。そういうことですね。
熱い屋根裏の空気が降りてこないように、屋根の断熱がすごく大事になるんです。これからどんどん夏は暑くなっていくので、屋根の断熱を必ず強化しておかないと、2階リビングはしんどいかなと思います。ここのお宅は2階にトイレや書斎があるんだけど、お風呂や洗面を1階にするか2階にするかで、考え方も少し変わる場合があります。
基本はプライバシーを守るための日射の遮蔽とか、日を入れること、あとは断熱の強化をしっかりしてあげます。僕たちは全館空調をしているので、エアコン1台で今も全然暑くない。何らかの全館空調の仕組みというか、ちゃんと効くぐらいの断熱性能が必須ですし、僕らはエアコンでやっていますが、専用の機械とかを入れて、なるべくどこでも同じ温度を保つための仕組みは入れた方が良いかなと思います。
狭小地で2階リビングにする理由として、こっちが南側でLDKになるでしょ。もしこれが1階にあったと考えた時に、前は結構人が通る道路なんだけど、狭小地なので建物との距離をそんなに空けられないんだよね。そうなると、こんな大きい窓はつけられません。せめて腰窓ぐらいにしてカーテンを閉めるか、すりガラス、型ガラスですね。それを入れて中が見えないようにしておかないといけません。
1番長くいるのがLDKです。開放感を求めるには、こういう限られた敷地面積では2階リビングがすごく活きてくるかなと思います。あとは老後のことも考えないといけません。歳をとって階段を上がったり下りたりするのが、不安な方もいらっしゃるんですよね。いきなりリビングを下にするような大胆な行動もできないかもしれないけど、階段の幅を少し広く作っておいてあげるんです。
階段を上がっていくエスカレーターみたいな、椅子がずっと動いていく機械もありますので、そういうものを設置される方も多くいらっしゃいます。これもお金はかかるんですけど、ここはLDKがあって、こちらは2帖の書斎なんですよね。2帖なのがすごくポイントで、下の同じ場所に2帖のホールとか、ウォークインクローゼットなどを作っておけば、ゆくゆくホームエレベーターをつけられる空間に変わります。
もし不安な方は構造も考えておけば、リフォームで床を抜くのはそんなに難しくないので、ゆくゆくエレベーターをつけられる空間を作っておくだけで、少し不安の解消になるかなと思います。
いかがでしたでしょうか。2週にわたって、狭小地の設計のポイント、駐車場とリビングの在り方、光の入れ方などをお話しさせていただきました。最近土地がすごく高騰していますよね。街中では条件が厳しい土地が多くなった印象です。その中でもポイントを押さえるだけで理想の暮らしができると思いますので、今日と前回の動画がヒントになれば嬉しいです。
——————–
ホームページはこちらです。
https://www.m-athome.co.jp/
新しいモデルハウスはこちらです。
https://www.m-athome.co.jp/modelhouse02/higashiimajyuku/
高性能リノベーションはこちらです。
https://www.m-athome.co.jp/lp/renovation/
「ほぼ平屋の家」安室モデルハウスはこちらです。
https://www.m-athome.co.jp/modelhouse/yasumuro/
ルームツアーはこちらです。
https://www.youtube.com/@morishita.athome_room-tour
