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屋根(天井)の断熱は壁の2倍以上に

今回のテーマは
冬暖かい家のつくり方その2、
断熱についてです。

やっぱり暖かい家を
つくろうと思ったら、
断熱にこだわらないと
ダメというのはどなたも
わかりますよね。

当たり前ですが、
断熱材をどこに入れるか
というとまず壁に入れます。

もちろん、
床下にも断熱材を入れます。

それから天井、もしくは
屋根にも断熱材を入れます。

ここで、
切れ目なく断熱が連続する
ように入れるということが
ポイントになります。

そんなことは
当たり前ですよね、と
言われる方にもう一つ、
重要なポイントを
説明します。

真冬の寒い日って、
すごく天気のいい朝
なんですよ。

太陽がサンサンと
照っているのに寒い、
という不思議なことが
冬では起きますよね。

これは実は有名な
自然現象で、
放射冷却という現象です。

地球は広い宇宙に囲まれて
存在しているので、
宇宙の影響を受けるんですね。

宇宙は-270℃ぐらい、
いわゆる絶対零度という
これ以上寒くないというぐらい
温度が低いと言われてます。

そうすると晴天の日は
雲が無いじゃないですか。
だから全然仕切りがないので
地球上の表面の温度を
宇宙が奪おうとするという
現象が起きるんですね。

これが放射冷却です。

なのでそれを考えると、
断熱材を切れ目なく入れた
だけでは不十分なんですね。

ではどこから一番
奪われるかと言うと、
屋根から奪われます。

なので冬暖かい家にするなら、
天井部分の断熱を強化しておく。

壁をもし10cmぐらいの
断熱材にするなら、屋根は
倍の20cmは欲しいところです。

そうすれば、
放射冷却が起きても
かなり阻止してくれます。

また省エネ性も高くなるし、
室温が一定になりやすく
なるので、屋根の断熱を
壁の2倍にすることが
ポイントになるわけです。

ぜひ冬暖かい家にするなら、
屋根の断熱を壁の2倍以上に
しておくということを
覚えておいていただきたいと
思います。

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