メニュー

Movie

トップページ / 動画 / 初心者の方におすすめ / スタディカウンターをオススメする理由

スタディカウンターをオススメする理由

今回はスタディーカウンターについて解説をします。

作業・勉強・ちょっとした仕事をするための机代わりのカウンターなんですけど、寸法的に言うとだいたい床面からは700mmくらいの高さがいいと言われてまして、少なくとも45cmで、できれば机としては60cmくらいあった方が僕は使い勝手がいいかなと思います。幅に関しては最低1人なら800mmくらい、できたら1800mm以上あった方がよりいいのかな、そういう感じのものです。多くの人がスタディーカウンターを考えるときには、子どもの勉強スペース用に考えられます。もちろん親自身も使うし、親が子どもにマンツーマンで面倒を見てあげられる、いわば家族のコミュニケーションを活性化する場として、みんな欲しいんですよね。

さてカウンターは結構良くて、静かな個室より少し生活音というかザワザワしたようなスペースの方が集中力が少しアップすることをみなさんは経験ないですか?例えば僕もそうなんですけど、仕事で文章を少しまとめなくてはアカンとかコンセプト考えなくてはアカン時は、スタバみたいなところに行って、多少ザワザワしてる中でやった方が不思議なぐらい集中力が上がります。例えば自分の部屋にいたら少し文章を書いて「うーんまだ終わらない」と思ったらすぐ手元にある漫画を読んでみたり、インターネットをチャカチャカしてみたり、結構だれたりしてしまいます。なので家だったらお母さんの視線を感じるだけで子どもが結構集中することがありますよね。すごく合理的だなと思います。

もちろん子どもさんが使うだけでなく、例えばお母さんが革細工・クラフトしたり、押し花作ったりすることにも使えるし、縫製することもできるハンディタイムのミシンを使う人だったらそこで使ってやることもできますよね。人によったら机の上にアロマスタンド、いい香りがするものを置いたり、可愛い多肉植物を並べてそこをピンセットでアレンジする感じや、インテリア・趣味のスペースにも使えるので、とてもいいと言われています。

ではどんな風に作るのかという点から解説しておきます。

まず1番がダイニング・リビングのそばに設えるものです。例えば対面キッチンの前にテーブルを置くのは当たり前ですけど、テーブルにわざと背を向けた形で設えること、これにはいろんな考えがありますよ。テーブル・リビングの方に座った人間の目線が向かうのも結構いいんですよね。

スタバのカウンターで作業した時に集中力が続くのは、目の前に人が通ると結構気分転換になるんですよ。だから自分が何かやってる目の前で、お母さんが忙しく水仕事してる、お父さんが新聞を広げて読んでるのは子どもにとっては悪くないんですよ。自分がクラフトの作業をやっている時も、子どもがワチャワチャとテレビを見ているところを見ながら、お父さんがチャカチャカ(仕事を)するの、悪くないじゃないですか。そういう風な形で背を向けるか、そっちに向かうかということもありますが、リビング・ダイニングのそばに設えるのが1つの形ですよね。

もう1つ多いのが2階などのホールに作るものです。吹き抜けに向かって作っている机の平面図的なイメージを描いたんですけど、リビング階段を上がった所にホール作る作りをよくやりますけど、そこにただの廊下じゃなくてホール的な広さにして、55~60cmぐらいの机を設えて、例えば2m50cm以上の広さが取れれば子どもさんが2・3人並ぶこともでしますよ。これ結構楽しいですよね。こういう形でやるというところですね。

そうすると1つの利点としては家の中にはたまり場が必要だと思います。人がなんとなくそこに集まるみたいな、集まるのは全部ドヤッじゃなくて、あっちには子どもがいてて、こっちにはお母さんが作業してて、こっち側に誰かがいるみたいな感じ、リビングの中にもただソファーにみんな顔つき合わせ座ることは現実的にはないじゃないですか。あっちこっちに座って佇む感じで1個1個のたまりがある、人がたたずみやすいような形で言うと、この2階のスタディカウンターところも家族のたまり場になると思うんですよね。だからそういうことで言うといいかなと思います。

それで2階ホールの室礼の変則版として、スキップフロアで作ることがありますよね。だいたい階段はガーンと一気に上がる階段だけじゃなくて、ちょっと上がると踊り場があって、また上がって2階のフロアに行く形があるじゃないですか。あれの踊り場部分を広く拡張して、そこにスターディカウンターを設える形です。この形はモデルハウスで見るんですかね、異様にこだわって好きな人いますよね。だからどうしてもスキップフロアでスタディーカウンター作りたいんですよとなり、僕 別に反対はしないんですけど、ただちょっと思うのが、だいたいそういう方が希望されるのがスキップフロアの高さが1階のフロアライン高くなくて、子どもが座ったら1階のリビングに居る人と目がちょっと交差する感じが素敵かなと言われるんですけど、それを優先にすると、案外スキップフロアのフロア面であんまり高く作らないケースがあります。

僕、それがちょっともったいないなぁという気があって、スキップフロアが例えば1階のフロアラインから1400mmぐらいから上に作ると、ちょっとした物入れとして少し低いですけど、入っていける高さです。基礎の部分の立ち上がりの約50cmぐらいのところを床面を下げて、あるいは土間みたいな感じにするとですね、1m80cmぐらいの高さが取れるんですね。

よっぽど身長高い人は少し入りにくいと思いますけど、一般的な方だったら物置・物入れとしてはすごく使い勝手がいい・有効に使える感じ。スキップフロアをやる時は高さに関してはこうしなさいというのはないんですけど、吟味してもらえたらと思いますね。そうしないと少し下の空間が無駄になりもったいないんで、1400cmの高さがあれば最低その下で書斎として使えます。上は子どもたちのスターディーコーナー、下はお父さんの仕事場という作り方もできる。1800cmあったら物入れ・シューズクローク、土間収納みたいな感じで使えるので、そんな感じでやってもらうとスタディーコーナーが2度みたいなおいしい感じになると思うんですね。

なのでぜひそういう基本的なことを知っておいていただいて、家の家族が交流できるそういう室礼として、作業が楽しくなって集中力が高まるものの室礼としてのスタディカウンターね。ぜひ家を設計するときは頭に置いておいてもらえたらと思います。

家づくりのことなら、なんでもお気軽にご相談ください
お電話でのお問い合わせ
受付時間 9:00〜18:00 【水曜定休】