【ルームツアー】エアコン1台で涼しい。掃除やメンテナンスが楽な家
【小澤】こんにちは。モリシタ・アット・ホームの小澤です。今回は、設計の鳥取さんにこちらのお家をご紹介いただきます。まずは、お家の概要を教えてください。
【鳥取】敷地面積52坪、延べ床面積33坪、C値0.39、UA値0.34のお家です。外壁には、モリシタ標準仕様となる厚さ50mmの付加断熱を施し、その上を塗り壁で仕上げた「DCPウォール」を採用しています。太陽の恩恵をできる限り受けられるよう、耐震性を確保しながら南面に大きな窓を設けました。LDKには木をたくさん使い、ぬくもりを感じられる空間にしています。また、長く快適に暮らしていただくため、メンテナンスのしやすさを考えた工夫も随所に取り入れています。
【小澤】外観では、木格子が目を引きますね。
【鳥取】塗り壁との相性が良く、外観のアクセントになるだけでなく、玄関の目隠しや、光をやわらかく落とす役割もあります。窓の外側に付けた木製の手すりにも、デザイン以外の目的がありますので、室内からご紹介します。
【小澤】玄関に入ると、壁一面に木が貼られています。
【鳥取】木と同じ素材で造作した建具です。扉を開けると、家族用と来客用に動線を分けた2WAY玄関になっています。奥には靴やゴルフバッグなどをしまえる土間収納があり、扉を閉めれば来客時に見えないようにできます。
【小澤】玄関にはトイレと手洗いもありますね。
【鳥取】手洗いにはアイカ工業のスタイリッシュカウンターを採用しました。天板とボウルの継ぎ目が目立ちにくいシームアンダーデザインで、段差が少なく、汚れがたまりにくいため、毎日のお掃除も簡単です。
【小澤】続いてリビングです。今日は曇り空ですが、室内はとても明るく感じます。
【鳥取】南面に大きな窓を設けていることに加え、隣の小上がり畳スペースに建具を設けず、空間につながりを持たせています。また、将来隣の敷地に建物が建つことも想定し、吹き抜けを設けました。2階から光を取り込むことで、将来にわたって明るさを確保できるようにしています。室内には、お施主様のご希望で木をたくさん使っています。
【小澤】こちらの小上がり畳スペースは、ソファの代わりにもなるんですね。
【鳥取】テレビを見る際は、畳の段差に腰掛けて使えます。ソファを置かないことで、リビングを広く使えるようにしました。天井にはロールスクリーンを隠しており、下ろせば個室として使えます。ご両親が泊まりに来られた時の寝室や、着替えの際の目隠しとしても便利です。
【小澤】小さなお子さんのお昼寝や遊び場にも使えそうです。
【鳥取】おもちゃを片付けられるよう、小上がりの下に3か所の収納を設けています。奥にはクローゼットもあり、普段使いの衣類をしまえるほか、この場所を脱衣スペースとして使う際にも便利です。
【小澤】隣は洗面脱衣室ですね。
【鳥取】広さは3畳あります。室内干しもできますが、奥様のご希望で外干しができるよう、洗濯機のすぐ横に勝手口を設けました。外には屋根付きのテラスがあり、雨の日でも洗濯物を干せます。さらに、外履きが雨や汚れにさらされないよう、室内側に靴を置くスペースも設けています。
【小澤】浴室には換気口が2つ付いています。
【鳥取】通常の換気に加え、脱衣室の乾いた空気を浴室の天井から直接送り込む仕組みです。湿気を外へ出すだけでなく、乾いた空気を入れることで、浴室内をより早く乾燥させられます。
【小澤】続いてキッチンです。シンプルで家具のようなデザインですね。
【鳥取】グラフテクトのキッチンを採用しています。高級キッチンメーカーとして知られるキッチンハウスのセカンドブランドで、オーダーキッチンをある程度パッケージ化することで、コストを抑えながら高いデザイン性を実現しています。キッチンも家具の一つと考え、天板と扉を同じ素材で仕上げました。特殊加工を施したメラミン素材なので、傷や汚れにも強いです。
【小澤】キッチンの近くには床下エアコンがあります。
【鳥取】家のほぼ中央に設置できたため、効率良く家全体を暖められます。メンテナンス性も重視し、エアコン前のフローリングを取り外せるようにしました。床を外すと作業スペースが広く取れるので、高圧洗浄などのお掃除がしやすく、将来エアコンを交換する際にも作業しやすい設計です。
【小澤】キッチンからリビングまで、行き止まりなく一周できる回遊動線になっています。
【鳥取】回遊できるだけでなく、暮らす方の生活動線に合わせて収納を配置しています。帰宅後、鞄を玄関に置く方もいれば、部屋まで持っていく方もいます。物をどこで使い、どこに片付けるかはご家庭によって違うため、プランニングの段階で丁寧にお聞きし、収納計画に反映しています。
【小澤】階段下には、隠し扉がありますね。
【鳥取】扉を開けると、ルンバの基地になっています。
【小澤】2階へ上がると、吹き抜けから光が入り、とても気持ちの良い空間です。ただ、階段上部の高い窓は、お掃除が難しそうですね。
【鳥取】安全にお掃除できるよう、吹き抜けの手すりの一部を可動式にしています。鍵を開けて手すりを倒し、固定すると、窓の近くまで渡れるようになります。窓の外側を掃除する際には、外観でご紹介した木製の手すりが転落防止の役割を果たします。デザインだけでなく、メンテナンス時の安全性も考えた工夫です。
【小澤】2階ホールの天井には、小屋裏の点検口があります。
【鳥取】小屋裏にはエアコンを設置しており、夏はここから冷気を落として各部屋を涼しくします。
【小澤】奥は子ども部屋ですね。
【鳥取】4.5畳の子ども部屋を2室分つなげ、現在は一つの広い空間として使えるようにしています。将来は間仕切りを設け、二部屋に分けられます。
【小澤】壁の一部に、木の板が見えています。
【鳥取】小屋裏エアコンの冷気を1階へ送るダクトが通っています。通常は壁で覆う部分ですが、メンテナンスしやすいよう、あえて取り外せる板張りにしています。ビスを外すだけで、ダクトの点検や交換ができます。
【小澤】最後は、ご主人の書斎です。窓からの景色がきれいですね。
【鳥取】設計の段階から、この景色を生かした窓の配置を考えました。景色を楽しむためには窓をきれいに保つ必要があるため、安全に掃除できる可動式の手すりも合わせて計画しています。
【小澤】今回は、木のぬくもりを感じられる空間と、将来を見据えた明るさ、暮らしやすい動線、メンテナンス性を大切にしたお家をご紹介しました。ほかの施工事例は、モリシタ・アット・ホームのホームページでご覧いただけます。モデルハウスの見学も、ホームページからご予約ください。最後までご視聴いただき、ありがとうございました。


