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セカンドライフを楽しむ、おひとり様20坪の平屋

姫路市O様(UA値0.35W/㎡・K, C値0.4c㎡/㎡)

このお家のポイント

モダンで普遍的なデザインの平屋です。駐車スペースには車が3台置けます。お施主様の希望で外部水栓はお湯が出る混合水栓に。冬の洗車もやりやすいと好評です。
玄関ドアは開き戸タイプの自動開閉ドアを選択。扉を押さえたり開けっ放しに気を使ったりすることなくスムーズに出入りが可能です。
家の中の建具をほぼすべて無くし、ワンルームのようにつなげた開放的な空間。移動がしやすいと同時に、全館空調の効率を高め、温度差のない快適な室温をキープします。
ロフトは、将来を見据え梯子ではなく階段でアクセスできるようにしています。スケルトン階段にすることで、視線や光、エアコンの空気が通り抜けるよう工夫しています。
多用途に使えるロフト。奥のエリアは、広めにとった収納スペースです。夏はロフトに設置したエアコンで、家中を涼しくします。
リビングには気密性のことを考え大きなFIX窓を設置。見た目もスッキリし、レール掃除も不要です。目隠しフェンスで外からの視線を遮り、プライバシーを守ります。
写真奥に見えるのは寝室スペース。完全に個室とするのではなく、腰壁でゾーン分けをしています。扉を無くすことで開放感と全館空調の効率を高めました。
書斎にはコンセント差し口付きのL字型造作デスクや吊り本棚を完備。無駄のない機能美で、パソコン作業や読書に没頭できる空間です。
左右の壁面、そして正面奥の壁にいたるまで、床から天井までぴったりと本棚を設置しました。大量のコレクションをしまえる、まさに趣味の為の部屋です。
レンジフード側の壁面はホーローパネル。簡単にお手入れができます。キッチンと洗面脱衣室が隣接する間取りで、調理と洗濯をスムーズに並行できます。
左右両方に服を掛けてしまえる大容量のウォークインクローゼット。床下エアコンの上部の有孔ボードには、フレキシブルにカバンや帽子を掛けて収納することが可能。
洗濯がその場で完結するランドリー。中央の造作棚がパーテーションの役割を果たし、手前の洗面スペースと奥の脱衣・洗濯スペースを機能的に優しく分離しています。
将来車椅子になったときも出入りしやすいよう、トイレの扉はなくしました。床と腰壁はホーローパネルなので、汚れやニオイが壁面に染み込まず、お掃除もラクラクです。
シューズボックスの他に階段下収納も設け、たっぷりしまえるスペースを用意。室内へ極力フラットにアクセスできるよう、框の段差を低く抑えたバリアフリーな玄関です。

将来のことを考えた住まいの選択

定年が近くなり、関東の賃貸マンション暮らしから地元の兵庫県へ戻ることを考え始めました。賃貸はずっと借してもらえるかが不安に思ったので、思い切ってマイホームの購入を決断したんです。それからどんな住まいがいいかYouTubeなどでいろいろ調べました。モリシタさんのYouTubeもたくさん見て勉強しましたね。そこで「最近の家は高断熱・高気密で寒い・暑いというのは過去の話。今の戸建ては快適だ」ということを知りました。就職してからずっと集合住宅に住んでいて、もう一度戸建てに住みたいと思っていたこともあり、戸建ての購入を選びました。老後を見据えると、階段を上り下りする負担がない平屋がいいと思い、平屋が建てられる土地を探すことに。地価のバランスを比較してエリアは姫路に絞りました。そうして出会ったのが、今の土地です。すぐ近くに商業施設があり、駅からもそう遠くない立地。将来車に乗れなくなっても、自立した生活ができます。探し始めて2か月も経たないうちにこの土地を確保できたのは、本当に運がよかったです。
家づくりのパートナーに求めたのは、地域の気候風土を熟知し、設計の自由度が高い地元の工務店であること。モリシタさんはもともとYouTubeをよく見ていて信頼感を抱いていたし、実際に見学会に参加してお話した結果、お任せできそうと感じたので、お願いすることに決めました。

コンセプトは“ワンルーム”

将来、車椅子を使う生活になってもならなくても、段差がなくてラクに暮らせる家にしたい。それが家を建てるにあたっての希望でした。そのため、玄関前には緩やかなスロープを設け、玄関扉には自動ドアを採用したんです。万が一の車椅子生活で大活躍するのはもちろんですが、実は普段の暮らしでもとても便利。自転車やスーツケースの出し入れがしやすいですし、買い出しの荷物で両手がふさがっていても、ストレスなく家の中へ入れます。
そんな我が家の設計コンセプトは“ワンルーム”。ワンルームマンションの拡張というイメージで作っているので、ほとんど建具はありません。将来ヘルパーさんに介護してもらうことを想定して、トイレの扉もなくしました。「トイレの扉がない」と聞くと、皆さん誰かに見られるのが嫌だとか、臭いはどうなのかを気にされると思います。でも、私は一人暮らしなので、見られる心配はありません。臭いに関しては、換気扇ですべて外へ出るので、何の問題もありませんでした。介護が必要になったときに、扉がない方がヘルパーさんも入りやすいと思うんです。スペース自体も通常より幅を広く大きめにつくったのですが、これが現時点でも非常に使いやすくて便利です。
以前賃貸のワンルームマンションに住んでいてイヤだったのは、居室と台所や洗面所、トイレで温度差があったこと。今は全館空調で家中均一な温度・湿度になっており、暑さ・寒さを感じることがなくなりました。とても住み心地がいいです。

趣味をゆったり楽しんでいます

私の趣味が映像作品を見ること。リタイアしたら、今まで見られなかった映画や昔のテレビドラマを大画面でゆったり見たいとずっと思っていました。以前住んでいたマンションだと、テレビを置く十分なスペースが取れず、DVDをはじめとする大量のコレクションも部屋中に溢れかえっている状態だったんです。それらをきれいに収めるために、この新しい家には専用の書庫をつくりました。今はコレクションを整理している途中。書庫に収まりきらなかったら、ロフトの奥に収納スペースを広めにとってもらったので、そこにしまっておくかな、と考えています。この家で一番お気に入り時間は?と聞かれたら、やっぱり趣味を楽しんでいる時ですね。空調の効いた部屋で、大画面テレビの前でリクライニングチェアに座って、ゆったり映画やテレビドラマを楽しむ。これからの人生で叶えたいと思っていた暮らしが実現しました。

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