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あなたの図面には「方位」が入っていますか?

今回のテーマは
冬温かい家のつくり方その4、
太陽を利用するです。

温かい家を実現するためには
日当たりが良い家にするのは
どなたもおわかりだと思います。

南面を意識して
大きな窓をしっかり採る、
というのはすごく重要です。

どれぐらい重要かと言うと、
一間の幅の窓で高さが2m
ぐらいの引き違いの掃き出し窓
という窓があります。

この窓のサイズで、
晴天時には約600W ぐらいの
太陽熱が取れると言われています。

600Wを家電で換算すると、
大体コタツ1個分ぐらいです。

1階に2つ、2階にも2つ、
合計4つの窓があったとしたら、
2400W、コタツ4個分ぐらいの
熱が取れるということです。

そうすると冬の寒い日は
晴天のことが多いですから、
晴天時に太陽熱を充分生かせば
日中は暖房しなくても
暖かい家が可能になります。

もちろん太陽熱はタダですから、
電気代もかかりません。

なので家づくりを考えるなら
絶対に考慮しなければいけない
概念になるんですよね。

これがわかった上で
注意していただきたい
重要なポイントが1つあります。

それは家の敷地の方位を
考えるということです。

懺悔を込めて言いますが、
工務店やハウスメーカーの
営業担当者は、間取りを描くと
間取りの下が南側という
前提で絵を描きます。

僕の経験的に言うと、
うまく真南を向く敷地は
ほぼありません。

どうしても方位がふれます。

ちょっとふれてるかな、
という感覚で敷地を測ると
45度ぐらいズレているって
ざらにあります。

なので方位がズレると、
南向きに取っていると思っても
朝の寒い時に日が入らないという
ことがあります。

日が入らなかったり、
西日が採れない、
みたいなことがあります。

なので方位によって
幅があるということを
知っておいてください。

実際に間取りを持ってきて
モリシタさんどう思います?
って聞かれることが多いです。

その時にいつもお客さんに
聞くのが、方位はどちらですか?
と聞きます。そのぐらい間取りに
方位が正確に入ってないのが
とっても多いです。

まともに方位を入れてる
会社って1割ぐらいだと思います。

そもそも太陽を利用する、
ということをわかっていても
幅がある可能性があるので、
これを抑えないと本当の意味で
太陽を利用することは叶わない
ということになるんですよね。

なのでご自分の敷地の
計画をする時は方位はどこか
ということを抑えてください。

もっと言うと、正確な
光シミュレーションソフトで
自分の家の特徴や潜在能力を
検討していただいた上で、
間取りの計画に入ることを
オススメします。

ものすごく重要なので、
忘れないでくださいね。

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