メニュー

Movie

トップページ / 動画 / 家づくりについてもっと知りたい方 / 屋根の寿命を伸ばす最大のポイント

屋根の寿命を伸ばす最大のポイント

今回は屋根の寿命を
最大に伸ばすポイント
についてお話します。

家の中で過酷な目に
合うのは、壁だと思いがち
ですが、やはり屋根です。

屋根は太陽や風が
ガンガン当たって
一番自然にさらされるので
屋根の耐久性は家の寿命に
直結します。

なので年寄りの方、
人生経験がある人ほど
屋根はしっかりつくって
もらえよとか、ええ屋根を
ふいとかなアカンぞと
アドバイスしてくれます。

そうすると焼き物の瓦が
良いとか、最近なら
ガルバリウム鋼板が良い
といって、この議論が
寿命という事に関しては
どういう質の屋根材を
求めるか施工するかという
ことに話が偏ります。

私もぶっちゃけ、
家は屋根材の寿命ではなく
もっと持つものだと
思っているので、
そこじゃない寿命という
視点はそこに力点を
置きすぎても
良くないのかなと
思っています。

だから今日の話は
最高の屋根材はこれで
この工法でやったら良い
という話ではなくて、
もうちょっと基本的な
話になります。

屋根はこんな感じで
組みます。
(動画を観てくださいね)

母屋や桁で支えて、
そこに屋根垂木がとんで、
その上に野地板を貼って
屋根の面をつくりあげて、
防水をして屋根材を並べて
いくというパターンで
できています。

最近はドローンで見たら
傷んでいるかどうかが
わかるので、もし屋根材が
傷んでいたら塗るなり替える
なりしたら良いです。

でも実は見えない所が
耐久性や寿命に影響しています。

それは野地板が一番、
ひどい目にあっています。

野地板の上には
ルーフィングシートという
アスファルト系のしっかり
したシートを引きます。

このシートの下に隠れて
見えませんが、ここが結構
温度上がるのでひどい目に
あっています。

なのでここの寿命をいかに
伸ばすかということが
屋根の耐久性には影響が
大きいです。

これがどうなっているか
というと、10年以上経った
現場を何回も見てますが、
しっかりした施工とか
設計ができてない家に
行くと、野地板がブヨブヨに
なって波打ったように
なっています。

なので屋根が歪んでる
というのは野地板の腐りや
腐敗が起きているという
ことです。

怖いです。
腐ってるんですよ。

表面材はあまり傷んで
ないのに、実は野地板が
ダメになるというのは
よくある話です。

そのために考えなくては
いけないことは、
大きく言うと2つぐらい
あると思います。

1つ目はルーフィングが
ゴムのシートみたいなもの
なので、湿気は全く出して
くれません。

なので野地板と
ルーフィングの間に湿気が
溜まりやすい問題があります。

商品名で言うと
タイベック・ルーフライナー
といって、湿気を出すような
物に変えるか、ただこれも
耐久性に難があるという
一部の評価もあるので
ここは考え方です。

とにかく原則的にやって
おかなければいけないのは
野地板をどれだけ乾かして
おくかということです。

上から乾かすのはなかなか
難しいので、下をもっぱら
利用します。

なので野地板の下は
風が通ってくれないと
いけません。

そうすると
屋根は温められるので、
外の冷たい空気が
どんどん入ってきます。

肝心な所は逃げ場所です。
上から出ないと逃げる所が
ないので、野地板の耐久性を
決めるのは棟の換気です。

日本家屋でよくいう
寄棟の家は昔の工法なら
ほぼ換気しません。

寄棟は瓦で葺いても
湿気の逃げ場所がないので、
意外と屋根はやられています。

切妻の家なら面取といって
壁の方から通すという荒業も
できるので多少マシです。

せっかく良い瓦するなら、
上り棟とか棟換気がしっかり
入っていないとダメなので、
工務店さんやハウスメーカー
さんに注文しないと最低の
基準しか付けないケースが
多いです。

屋根の耐久性を考えるなら、
屋根材ではなく換気をどう
するかということをしっかり
おさえて欲しいです。

そうしないと見た目は
保ってるけど、下地が
ブヨブヨになって実は
下手したらカビが生えてる
みたいな恐ろしいことが
起きていることがあります。

ぜひ注意をしてください。

それでも12mmの厚みの
野地板には限界があるので、
予算が許せば換気棟を
しっかりとった上で、
野地板を12mmから
24mmにすることもできます。

倍の厚みにしていると、
結構長持ちします。

20〜30年はビシっと
している下地が続きます。

例えば30年後に屋根替えを
する時に、野地板をやり替える
となったら一大事です。

既存の野地板を使って
ふきかえりができるので、
ローコストかつ長寿命の家が
できることになります。

タイルの外壁みたいな
ものにお金をかけるなら、
棟換気あるいは野地板に
お金をかけてもらうと
外装は寿命が延びていくので
しっかり抑えてもらえたらと
思います。

家づくりのことなら、なんでもお気軽にご相談ください
お電話でのお問い合わせ
受付時間 9:00〜18:00 【水曜定休】