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壁内結露を防ぐ「気流止め」をチェックする

壁内結露を防ぐ「気流止め」をチェックする

今回のテーマは
冬暖かい家のつくり方その3、
気流止めについてです。

暖かい家をつくろうと思うと、
しっかり断熱をしてもらう
というのが基本です。

そうすると、
断熱材はこんな感じで
入れるようになります。

1階の土台には
根太という細い木を這わして、
その上に床の板を貼ります。
2階の床も同じですね。

天井は桁より
少し下がった段階に組んで、
1階の天井、2階の天井、
という感じでつくります。

(詳しくは動画を観てくださいね)

では断熱材をどこに入れるか
というと、柱と柱の間の隙間に
外気に触れる所に、寒さが逃げて
いかないように入れます。

天井・屋根に関しては、
2階の天井にお布団をひく
ような感じで入れます。

床に関しては、
当社は基礎断熱といって
基礎そのものに断熱する
やり方を採用しています。

まだまだ日本の家屋は
床材の真下、根太の間に
断熱材を切り込んでれる
というやり方が主流だと
思います。

そうやって
切れ目なく断熱材を入れて、
仕上げ材を貼っていこうと
進めちゃうと、実は暖かい家に
ならないことが多いんです。

断熱工事が
世の中に普及したのは
寒い北海道が始めですが、
隙間風が問題になりました。

隙間風は
普通の壁や屋根からは
入らないんですね。

よっぽど下手に
貼らない限りは
入りにくいんです。

逆にすごく簡単に入る所が
あって、それは床下から
冷たい風が入ってきます。

冬は屋根も寒いので、
冷たい風が入ってきます。

断熱材を入れていても、
厳密に言うとここは
真ん中の間、仕切りの所に
隙間があって、天井ですが
風が入ってきやすいんです。

なのでここに隙間風が
入らないように木を打って
隙間を固めて無くします。

それから断熱材を
U字型に折って栓をするような
感じでやるのを気流止めと
言います。

工事の途中に見ても、
素人の方から見ると
入ってるか入ってないか
わからないですし、プロでも
経験が浅かったらうっかり
見落としたりするような所です。

なので気流止めが
ちゃんと出来ていないと、
隙間風が入ってきてしまいます。

もう4〜50年前の話ですが、
北海道ではこの隙間風が
入ったことによって、
内部結露を起こして
カビが生えたという問題が
起きたんですね。

北海道みたいに
強烈に寒い所は目に見えて
現象が起きますが、
瀬戸内のような気候だと
長いこと気が付かなかったり
します。

気が付いたときに、
実は気流止めがなかった
ということはよくある話です。

現在でも、
ちょっと乱暴な見方ですが
1/3はちゃんと入ってない、
あいは不十分という事が
あるんじゃないかな
感じています。

暖かい家にするなら、
現場監督さんに
ちゃんと気流止めが
施工されているか
説明してくださいと言うと
きちんと見てくれると
思います。

そこをぜひ
抑えておいてください。

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