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家を斜めに配置すると面白い空間になる

今回はあるお客様から
いただいた質問に
お答えします。

その質問は、
家の配置は境界線と
平行にしないと
いけないのか、という
ご質問でした。

家を建てる工程で、
建物のシルエットが
決まったら実際の
敷地に縄張りをします。

縄張りは
大きなお城を建てる
ときも非常に重要な
工程になります。

建物が敷地に
フィットするかを
確認しているわけです。

非常に有効な方法なので、
間取りを計画中や
建てる直前に実施する
ことが多いです。

まずは家の配置が
一般的にどのように
行われるか見てください。

例えば四角い敷地が
あったとします。

そこに四角い家を
建てると考えたときに、
敷地境界線を平行に
取って、数値も正確に
寸法を取ります。

これは
建築家としては
施工しやすい方法です。

加えて
遣り方(やりかた)と
言われる、建物の位置を
正確に出す仮設工事も
非常に簡単にできます。

この方法は一般的ですが、
お客様からの質問を受けて
改めて考えさせられました。

本当にそれでいいのかと。

家づくりに
何十年も関わってきて
感じているのが、
驚くぐらい敷地の
方位については
関心がありません。

図面を書く時は
下を南と想定して
プランを考えますが、
その通り真南の敷地は
ほとんどありません。

数で言うと
20件に1件ぐらいです。

大体は
東か西のどちらかに
振れています。

ただそのような敷地が
取れた場合は意外と
面白い家ができます。

(詳しくは動画を観てくださいね)

家を斜めに配置すれば、
南面から一年を通して
バランス良く日射が
確保できます。

南に居室をつくった場合、
アプローチは結構広く
確保できます。

それから
洗濯干し場も
良い風に取れます。

正面からほとんど
見えないので、
洗濯物が丸見えになる
心配がありませんし、
日光も入るので
いい感じになります。

場合によっては
プライベートな
デッキもつくれます。

自転車置き場についても
考えてみてください。

例えば
元気のいい男の子が
3人いるご家族。

子どもの自転車3台に
お父さんお母さんの分を
合わせたら合計5台。
全部置こうと思ったら
車1台分位のスペースが
必要になります。

これも奥の
スペースが活用できます。

庇(ひさし)をつくって
その下に並べるのも
いいですね。

このスペースは
冬用タイヤを置くのにも
便利です。

物置をつくるのも
いいですね。
外からは見えないので。

変わったアイデアだと
家庭菜園する場所にも
活用できます。

配置を少し斜めにすると、
外観も間取りも面白い家が
つくれます。

周囲の家はまっすぐに
建てられているので、
差別化もしやすいです。

この配置は、
狭い敷地でも有効です。

姫路で家づくりする場合、
実際の敷地がなかなか
取れないという話は
多いです。

だから
駐車スペースも
狭いです、と。

でも家の配置を
斜めにした場合、
家の外側に三角の
空間ができます。

この三角の空間は
庭にしたりデッキを
つくることもできます。

建物はスクエアの方が
効率が良いですが
絶対ではありません。

一部を斜めにしたり
配置の斜めにするのも
大いに有りです。

これを知っていると
家づくりはもっと
面白いものになります。

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