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『小さく建てて、広く暮らす』 ために大事な設計のはなし

今回は新しいモデルハウスの2階をご紹介したいと思います。今回は2階なんですけど、前回の動画では「家は面積じゃなくて、空間の取り方が大事なんです」というお話をしたと思うんですけど、それを象徴するのがこの2階かなと思っています。まず見てもらったらわかるんだけど、この柱を見てください。1本だけしかないでしょ。というのが、この真ん中の柱1本で、この屋根とかも支えているんです。これでも一番難しい耐震の計算で、耐震等級3が取れてるんです。これはスケルトンインフィルという設計の手法というか、うちもいろんなモデルハウスでやってきてるんですけど、なるべくこういう構造の柱を少なくして、なるべくオープンスケルトンな感じに2階をつくる、という考え方なんですね。

特徴なのが今回はこの屋根です。ちょっとおもしろい勾配になってるんだけど、屋根の向きとか形を少し工夫して切り方を考えることで、構造的な強さも上げているんです。こういうふうに勾配なりに天井を組むと、結構広さを感じますよね。だから面積が小さい分、縦の空間をうまく利用してあげるのがすごく大事というか、ポイントかなと思ってるんです。2階ってやっぱり寝室とか子ども部屋とか、そういう使い方になると思うんですけど、プライバシーを考えると壁を上まで立てて仕切る形になりがちなんですよね。でもそうしてしまうと、どうしても小さく狭く感じてしまうんです。なので今回、僕たちのモデルハウスでは、こういう緩やかにつながった空間で家族4人で暮らしましょう、というコンセプトでつくっているんです。

空間を区切る方法って、壁だけじゃないんですね。例えばここにあるレースカーテンです。ここって寝室なんですけど、寝るときはくぐってあげるだけで、ちょっと目隠しのような役割をしてくれて、緩やかな間仕切りになります。それからちょうどこの横にあるこの壁は、寝室とこっちの空間を分ける壁になっているんだけど、こっちに回ってもらうとわかるように、こういう収納にしてるんです。洋服を掛けるところって必要ですよね。扉を付けてもいいんだけど、今回は付けずにオープンにしています。なおかつ上の空間を開けているから、そこだけでも圧迫感がなくて、狭さを感じにくいんです。

もう1個は提案というほどでもないんですけど、こういう家具ですね。これは無印さんの家具になるんですけど、ここで仕切ってあげるだけでも、ここにちょっと空間ができるでしょ。だからここを例えば書斎にしてもいいですし、お子さんの部屋としてベッドだけ置いてあげるとかでもいいと思います。こういう家具とか、間仕切りになる収納なんかでも十分空間を区切ることができるので、今回はそういうやり方をチャレンジとして取り入れているんです。壁を増やさなくても、暮らし方次第で空間をつくっていけるんじゃないかな、という提案ですね。

それから、こうすることによってエアコンの効き方も変わってきます。うちはだいたいエアコン1台で全館空調をやっているんですけど、こうして間仕切っていても風は上から通るし、このレースカーテンも空気は普通に通るので、エアコン1台で家全体の空調がやりやすいんですね。そうすると光熱費の節約にもつながります。それに、光も全部やわらかい光になって空間全体を照らしてくれるんです。もし壁でしっかり仕切ってしまうと、どうしても暗くなるじゃないですか。こういうふうに緩やかな仕切りにすることで、大きくない家でも広い空間を感じてもらえる。そんなことを考えながら、この2階は特にこだわってつくっています。

あと印象的なのがこの窓ですね。前にも言ったけど、いいですよね。こっちが抜けているので、このあたりはセカンドリビング的なイメージにしているんですけど、ここに座って携帯を見るとか、本を読むとか、ふと顔を上げたときに空が見えたりするんです。この横には植栽を入れているので、それを眺めながらちょっと贅沢な気持ちというか、少し豊かな暮らしを感じてもらえるんじゃないかなと思います。だからこういう窓の切り方ってすごく大事なんです。窓の先に何が見えるかで、景色を取り入れるのか、それとも周りがお家に囲まれているなら植栽を植えるのか、そういうことは最初の設計の計画で決まってくるんですね。そこをきちんと考えておかないと、小さく建てて広く暮らすというのはなかなか難しいかなと思います。

なので、最初の設計段階からそういうことにも気を遣って家を建てることが大事なんですね。周りの土地の状況というか、近隣の環境を読み解きながら設計していくことも大切です。これもYouTubeで以前、「土地を読み解く」というテーマでお話ししているんですけど、そういう手法をきちんと取り入れることで、小さく建てても豊かに暮らせる家ができるんじゃないかなと思っています。

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