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新築を建てる時に量販店でエアコンを買ってはいけない

今回は、
新築を建てたときに
エアコンは量販店で
買ってはいけない
という話です。

日本の業界の不思議ですが、
まだまだ多くの工務店さんや
ハウスメーカーさんが
新築したときに、
エアコンに関しては
お客様がご準備ください
ということが多いです。

サービスでエアコンを
付けるというのは別ですが、
大抵はお客さんのご自由に
という形です。

それではお客さんは
困りますので、ほとんどは
量販店さんに行って
エアコンを買うことが
多いと思います。

それはお客さんに
とっても合理的ですよね。

いっぱい品揃えがあるし、
量販店が一番安いと
言われていますので、
そこで買う方が良いよと
言うことになると思います。

つまり損をしたくないから
量販店に行かれると思います。

でも実はその選択が
先でものすごく大きな損を
もたらしてることが
あるということを知って
おいていただきたいです。

量販店さんに行って
エアコンが欲しいと言うと
係員の人はこう質問します。

どんな構造ですか?
木造ですか?
鉄筋コンクリートですか?
お部屋は何畳ぐらいですか?
と聞いてくると思います。

木造ですとか、
10畳です、12畳です、
と答えますよね。

すると、おすすめの
エアコンを紹介されて、
それを買うことになると
思います。

でもそれが、
すごく危険な選択の
仕方になるわけです。

なぜかと言うと、
昔のカタログには
木造用の畳数選びの表と
鉄筋コンクリートの
畳数選びの表が
付いていました。

その基準が作られたのが、
昭和64年ぐらいと
言われています。

その頃の木造住宅は、
無断熱で隙間風も入る
ような家です。
それを基準にしています。

鉄筋コンクリートの家は
無断熱かもしれませんが、
木造よりは少し気密が
良いぐらいでした。

昭和64年頃に
決められた基準は、
今の新築の家の基準から
言うとすごく低いです。

なので量販店さんで
値段の交渉だけで選ぶと
本当は6畳用で良いのに
10畳用を勧められという
ことが起きます。

どうなるかと言うと、
安く買ったつもりが
エアコン自体が高いものを
買ったことになります。

さらに大きいエアコンを
回すと小っちゃいものより
電気を食います。

それから今後、
購入し替えるときも
10畳用を買い続けていく
習慣が身に付いてしまう
ので、人生長きに渡って
損をするということが
起きてきます。

何よりも、
エアコンを選ぶ時に
量販店さんの立場に
立って考えてください。

量販店さんが
お客さんに対して
言われたくない一番の
クレームはなんでしょう?

それは、勧められた
エアコンを買ったのに、
全然温かくないとか
全然涼しくならないという
クレームです。

だから量販店の
販売マニュアルには、
必ず十分に効く能力の
あるものを勧めろと
なっています。

ただでさえ
オーバースペックなのに、
更にオーバースペックを
勧められる可能性が
あるわけです。

だから新築を建てたなら、
今の断熱の基準は
一番低い最低の基準でも
昔は次世代省エネと
言われてたものになる
ので、そういう家なら
量販店の人が勧める
エアコンは絶対に
買ってはいけません。

もっと言うと、
高気密高断熱で
省エネ性の高い家を
考えられているなら、
もっと絞らないと
いけません。

絞らないと
もったいないことが
起きるからです。

なので家を設計した方に
どんなエアコンを付けたら
良いか聞いてください。

ちゃんと答えられる
会社でないと、
失敗になると思います。

エアコンはだいたい
10〜13年ぐらいで
壊れると言われています。

普通の人生あれば
少なくとも2〜3回は
エアコンを買い替えます。

なので量販店で
買うことは良いですが、
どんなエアコンが良いのか
答えられる工務店さんや
ハウスメーカーの
アドバイスを受けて
エアコンは買ってください。

ちなみに
そういうことがわかる方は、
家の冷房負荷や暖房負荷が
どれぐらいになるのかが
わかった上でどんな
エアコンを付けたら良いか
ちゃんと説明が出来る人です。

そういう方に、
ちゃんと聞いてください。

そうすれば、
量販店で買って得したと
思っていた何十倍も
得することに繋がると
思います。

ぜひ覚えておいて
くださいね。

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