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廊下のない家はあり?なし?

今回のテーマは
「廊下のない家」です。

最近、
廊下がない家を
希望される方が
とても増えています。

検索のキーワードでも
「廊下のない家」とかで
調べて、
いろいろ研究されてる
お客様の話も
いらっしゃいます。

廊下のない家というのは
実はモリシタでは
何件か前の
モデルハウスで
実験的に
取り入れたことが
あります。

廊下をなくす、
というのは
良い間取りをつくるための
ポイントになります。

これは
初めて家を持つ
若い方や、
今流行りの平屋を
希望される方にも
知っていただきたいです。

廊下のない家には
メリット
デメリットが
あります。

まず一番のメリットは
廊下がなくなるので
その分のスペースを
居室や収納に
活用できることです。

2番目のメリットは
廊下用のスペースが
いらなくなるので、
ムダが減って
コンパクトな家に
仕上がるという事です。

コンパクトな家になると
間仕切りや建具の数も
減らせるので、
コストパフォーマンスの良い
家づくりが
実現できます。

コスト以外にも
メリットがあります。

コンパクトな家は
生活動線が短くなります。

家事のしやすさ、
片付けやすさを考えると
生活動線が短いことは
非常に有効です。

なので、廊下のない家は
コストパフォーマンスと
使い勝手の視点から見て
良い部分が多いです。

一方、
廊下のない家には
デメリットもあります。

一番のデメリットは
音やニオイ。

例えば、
年頃の娘さんなどは
リビング近くに
トイレがあったりすると
気にされると思います。

それから当然、
住んでいたら
いろいろな生活臭が
出てきますよね。

廊下という
緩衝帯がない分、
ダイレクトに
伝わることになります。

その延長で、
トイレの位置に悩む
ということも
あります。

廊下があれば、
トイレの位置
決めやすいけど、
廊下がないと
どの位置がいいかな?と
なります。
階段も同じですね。

トイレとか階段は
プランを決める時に
忘れがちです。

先程、
生活音とかニオイという
言葉が出ましたが、
これらは家の中での
プライバシーの確保にも
関わってきます。

廊下がないと
間仕切りなどが減って、
オープンな空間に
なっていきます。

寝室とか子ども部屋も
壁1枚で
仕切るケースもあるので
年頃のお子さんとかは
少し気にされるかも
しれません。

それから動線。
廊下のない家は
動線が短く済むという
話をしました。

でも、動線というのは
作業と
それから人によって
種類が分かれます。

例えば、
お父さんとお母さん、
それからお子さんの動線は
それぞれ違います。

なので、
間取り決めの際に
しっかり整理する
必要があります。

ここまで
デメリットを
いくつか言いましたが、
やっぱり
コストパフォーマンスや
使い勝手がいいと聞くと
一度は検討したくなる方が
多いと思います。

その時にはぜひ、
「廊下のない家とは
どういうものか?」
ということを
具体的に
考えてみてください。

僕が手掛けた
廊下のない家は
4つの特徴があります。

まず1つ目は、
玄関に入ったら
バーンと
リビングが見えます。

モリシタでは
「いきなりリビング」とか
「いきなり玄関」と
呼んだりしています。

玄関の入り口から、
リビング、ダイニング
キッチンまでの距離を
なるべく短くするために
こうした形に
なっています。

以前違う動画でも
話をしたことが
ありますが、
僕のおじいちゃんとかの
時代に建てられた
家というのは、
主人の権威を
証明するために
玄関ホールや廊下、
縁側とかに
力がかけられて
いました。

でも、今
家というのは
主人の権威を
証明するものから
家族のために
建てるものに
変わっていますから
廊下がなくても
気にならない人が
多いんですよね。

マンションなら
廊下がなくても
驚きませんよね。

一軒家に
取り入れるのは、
抵抗ある人も
いらっしゃるかも
しれませんが、
住んでみて
「やっぱり慣れない」
というのは
ほぼ無いと思います。

実際の家づくりで
プラン作成を
担当する人と
話していると、
玄関ホールは
なるべく小さくしたい
という声を聞きます。

でも玄関ホールは
面積が小さくても、
玄関上がり框や土間を
斜めに配置すると
使いやすくなります。

こういう着眼点も
ぜひ持っておいて
ください。

2つ目の特徴が
階段の位置です。

廊下のある間取りの場合、
廊下の長さは
階段の位置の取り方で
変わってきます。

昔の家だと、
玄関入って
すぐ階段というのが
多いと思います。

そして
階段の隣には
廊下があるんですね。

つまり玄関入って
すぐに階段がある間取りは
必ず廊下が
必要になります。

玄関入って
奥に階段がある場合は
もっと長い廊下が
必要です。

話を戻します。
廊下のない間取りで、
階段の位置を考えるなら
一番簡単なのは
リビング階段に
することです。

リビング階段は
人によって
好き嫌いがありますが、
コンパクトで
コストパフォーマンスの
高い家を
目指すなら、
すごく有効な手段です。

リビング階段を
嫌がる人は、
夏に冷房が
効きにくそうとか
冬、寒そうといった
イメージを
持たれていることが
多いです。

でも、
高気密・高断熱で
しっかり施工、
設計されている家なら
そういったことは
ほぼ無いです。

好き嫌いもありますが、
家の性能も確認して
一度検討してみてください。

3つ目は
トイレの位置です。

先程トイレの位置に
悩むという話をしました。

一般的にトイレは
外壁側にしたい、
という人が
多いと思います。

でも、トイレは
必ずしも
外壁側にする
必要はないです。

マンションを
想像していただくと
分かりやすいですが、
窓付きのトイレがある方が
珍しいですよね。

なので、
窓があることに
こだわらなければ
廊下に使う
スペースを
減らしていけます。

4つ目は通路。
通路ではありますが、
人が通る以外の
機能も付けています。

一見、通路に見えるけど
部屋干しのスペースを
兼ねていたり、
一部を書斎っぽくして
リモートワーク用の
スペースに活用したり。

部屋に籠もってする
必要のない仕事なら、
こうしたスペースで
快適に作業できます。

それから最近は
セカンドリビングを
希望する人も多いです。

特に2階のホールや、
廊下の予定だった所を
拡張するケースですね。

1階のリビングで
お子さんが
テレビゲームしてたら
気になるし、
たまにテレビ見たいとき
困ると思います。

でも2階を
セカンドリビングにすれば、
子どもたちが
近所の友達呼んで
ワイワイやってても
気にならないし、
子ども達は
のびのび遊べます。

ものが散らかってても
「寝るまでに片付けてね」
みたいな感じで済むので、
おすすめです。

こうした特徴とかを
押さえてたうえで、
廊下のない家を
考えていただくと、
コストパフォーマンスが高くて
使い勝手の良い家に
近づいていくと思います。

今回の動画、
ぜひ参考にしてみて
ください。

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