ほぼ平屋のモデルハウスを売却します
今回の動画は、この安室モデルハウスをお譲りしたいというご案内になります。私たちはモデルハウスを建築し、だいたい2年間ほど使用させていただいた後に、次のモデルハウスを展開していくという形で営業をしています。今年の9月でこのモデルハウスもちょうど2年を迎えることになりました。少し寂しい気持ちもあるんですけど、いよいよその時期を迎えたという形になります。この安室モデルハウスは姫路市田寺という場所にあり、周りは閑静な住宅街なんですが、交通の便がとても良い立地です。そんな場所でも平屋暮らしができるように、というコンセプトで作ったモデルハウスなんです。このモデルハウスは特に思い入れが深くて、この間取りを考えるのにもかなり時間を費やしましたし、細部までこだわりました。インテリアも含めて、これまでのモデルハウス以上にこだわりが詰まった一棟になっています。今日はその魅力をご紹介し、最後に販売に関する概要についてもお話しさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
ではまず外観からご紹介します。この敷地は約46坪で、南道路と西側道路に面した角地になります。南側が真南になりますので、大きな窓を設け、さらに高さ約2m弱の木格子を設置しています。人が前を通っても室内が気になりにくいため、普段からカーテンを開けたまま明るく暮らしていただけるよう工夫しました。外壁は南面と東面を杉板のウッドロングエコ仕上げにし、耐久性にも配慮しています。一方、西面や北面はあまり見えない場所ですので、メンテナンス性を重視してガルバリウム鋼板を採用しました。車は姫路では2台駐車が必須ですので、しっかり2台分を確保し、玄関アプローチとは分けています。また、玄関前にも軽自動車なら十分停められるスペースがありますので、合計3台駐車できます。そして、この建物は「ほぼ平屋」というコンセプトなので、正面から見た時には平屋に見えるよう、建物の高さをできるだけ抑えています。東側から見ると2階建てに見える設計になっていますので、ぜひ実際にご覧いただければと思います。
玄関に入ると、まず目に入るのがタモ材で造作した玄関収納です。収納量もしっかり確保しています。そして玄関を上がると正面にデザインパネルがあります。これはお客様を迎えるアクセントでもあるんですが、実はもう一つ役割があります。ここはトイレなんですが、玄関を入ってすぐトイレがあることを気にされる方もいらっしゃるので、視線をこのパネルに引き付けてトイレの存在感をやわらげる工夫をしています。右へ行くとリビングダイニング、左へ行くと洗面や水回りです。
トイレは、当社がいつも採用しているエアコン1台で全館空調を行う仕組みの工夫がよく分かる場所です。今の時期、トイレは暑くなりがちですよね。しかも外壁に面していないため窓もありません。ですが、この壁の吹き出し口から2階のエアコンで冷やした空気を送っていますので、部屋と同じくらい涼しく過ごせます。冬は床下エアコンで暖めた空気が上がってきますので、夏は涼しく、冬は暖かいトイレを実現しています。
正面は造作洗面で、その奥が脱衣室、さらにサニタリーへと続きます。扉がありますので、お客様がいらっしゃっても気になりませんし、帰宅後に手を洗って着替えるという動線もスムーズです。脱衣室はあえて1畳にチャレンジしました。タオルや下着、パジャマを収納できる棚やランドリーバスケットをきちんと配置すれば、1畳でも十分な広さがあります。一人で着替えるにはもちろん、小さなお子さんと一緒でも問題なく使える広さです。
お風呂は一坪タイプで、その隣には2畳のランドリースペースがあります。洗濯機や乾燥機「乾太くん」を設置し、下には収納ケースも置けます。特徴は天井が高いことです。横に干せる量が限られるなら、縦の空間を活用しようという発想で、電動昇降式の物干しを採用しました。洗濯物を干す時は下ろし、干し終わったら上げることで通路の邪魔になりません。また、この部屋にも冷たい空気を送っていますので、乾いた空気が入り、洗濯物もよく乾きます。家の中の温度ムラもほとんどありません。
そのまま進むとウォークスルークローゼットがあります。4人家族まで十分対応できる収納量です。ここには床下エアコンがあり、14畳用の一般的な壁掛けエアコンで冬場の暖房を行います。さらに進むと6畳の主寝室です。リビングとは廊下を挟んでいるため静かで落ち着いた空間になっています。シングルベッドを2台置ける広さがあり、一面には書斎カウンターも設けていますので、リモートワークや読書にも使えます。ここにも2階から冷たい空気を送り、寝室も快適な温度を保っています。
そしてこちらが20畳のLDKです。このモデルハウスで一番こだわった場所になります。設計の最初に決めたのが、この中央に丸いダイニングテーブルを置くことでした。この場所から見える光や景色を一番大切にしたかったんです。南側から冬はしっかり日射が入り、床下エアコンを使わなくても昼間は24〜25℃くらいになることもあります。一方、夏は庇を深く出しているため、高い位置から差す日差しは室内に入りません。
キッチンは6畳あり、ホワイトオークを使った造作キッチンです。天板まで木で仕上げたチャレンジングなデザインになっています。背面収納もしっかり確保し、家電は横一列に並べられるよう長いカウンターを設けました。高さ方向より横に並べた方が使いやすいという考えです。また、2型キッチンにすることで、ご夫婦やお子さんと一緒に料理を楽しめる広さを確保しました。リビングやダイニングから見える場所なので、家具のようなデザインを目指し、見た目と使いやすさ、メンテナンス性を両立しています。さらに冷蔵庫も壁の中に隠れるよう配置し、リビングからは生活感が見えない工夫をしています。
リビングはあえて畳リビングにしました。ソファを置く家が多いですが、実際どれだけ座るのかを考えた時に、畳なら食後にそのままくつろげますし、クッションを置けば快適です。お子さんも畳の方が気持ちよく遊べますし、お孫さんが来てもお昼寝できます。また、この家では「たまり」を大切にしています。一人で過ごしながらも家族の気配を感じられる居場所です。窓際ベンチもその一つですし、私が一番好きなのはリビングのこの場所です。ここから正面を見ると、大きな窓ではないんですが、紅葉と青空だけが見えて、余計なものが視界に入りません。市街地ではなかなか味わえない、とても落ち着く景色です。さらに植栽をライトアップできる窓も設け、夜も緑を楽しめるようにしています。
床には樺材を標準採用し、ガラリもすべて木製です。冬は床下エアコンの暖かい空気がこのガラリからゆっくり上がってきますので、家中どこでも暖かく過ごせます。照明もフレイムというメーカーのものをダイニングとリビングに採用し、空間の主役になるデザインにしました。一方で壁付け照明はシンプルにして、電球交換などメンテナンスもしやすくしています。また、この大空間を実現するために勾配天井とし、耐震等級3を確保しながらも、大きな梁を見せない工夫をしています。見えない部分までしっかり設計したモデルハウスなんです。
続いて2階です。建物を低く抑えたことで階段の段数も少なく、上り下りがとても楽です。2階には6畳の洋室が2部屋あります。現在はオープンですが、壁と扉を設ければ独立した個室になります。天井はあえて低くしていて、ロフトのような落ち着きのある空間です。子ども部屋や書斎、趣味の部屋にはとても居心地が良い高さになっています。
こちらのパネルの向こうは先ほどご紹介したランドリールームです。南から入る光を、このパネル越しに北側のランドリールームまで届ける工夫をしています。また、このモデルハウスは勾配天井や低い建物形状のため小屋裏空間が取りにくく、通常の小屋裏エアコンではなく、この位置にエアコンを配置しました。換気扇で空気を送り、寝室やトイレなど各部屋へ冷気を届けています。仕組み自体はとてもシンプルなので、メンテナンスも簡単です。高価な設備に頼るのではなく、設計の工夫で快適性を実現しています。こうした空気の流れについては、実際にご覧いただきながらご説明できればと思います。
いかがでしたでしょうか。もっと詳しくご紹介したいところなんですが、このモデルハウスがオープンした時の動画もYouTubeにありますので、ぜひそちらもご覧ください。
最後に、お譲りする条件についてです。お引き渡しは今年の12月頃を予定しています。価格が気になるところだと思いますが、この土地は46坪で約1,700万円、建物はキッチンや乾太くんなどのオプションを含めて約3,500万円、さらに外構工事が約300万円かかっていますので、当初は総額約5,500万円ほどのモデルハウスでした。ただ、2年間モデルハウスとして使用させていただいたことと、次のモデルハウスへ進むタイミングということもありますので、販売価格は4,980万円(税込)を予定しています。家具や照明、カーテン、ブラインドもこのままお引き渡しする予定ですが、「家具は不要」といったご相談にも対応させていただきますので、お気軽にご相談ください。
このモデルハウスに興味をお持ちいただけましたら、ホームページの安室モデルハウスのページから見学予約やご質問をいただくか、直接弊社までお問い合わせください。ぜひ一人でも多くの方に、このモデルハウスをご覧いただければと思っています。


