(水曜日定休)
Plan Concept プランコンセプト

ガレージ
ガレージは、車を置くだけでなく、趣味の作業や自宅キャンプ、半屋外でくつろぐ場としても使える「外と内のあいだ」の空間です。暮らしに余白を生み出し、日常の過ごし方の幅を自然に広げてくれます。

はなれ
はなれは、読書や趣味、在宅ワークなど、気分に合わせて使える「もうひとつの個室」です。家族それぞれが自分の時間を確保でき、暮らしにゆとりと静けさをもたらす自由度の高い空間になります。

サポートコート
(濡れ縁)
日々の暮らしに欠かせない機能を集約 したサポートコート。エコキュートや自転 車置き場、通路など生活感の出やすい 要素をまとめることで、住まい全体の印 象を整え、他のコートの魅力を静かに 引き立てます。

リビング
リビングは、視線の抜けや採光計画により、10坪とは思えない開放感を生み出します。家族が自然と集まりたくなる居心地の良さを備えた、暮らしの中心となる穏やかな共有スペースです。

キッチン
キッチンは、限られた面積を最大限に活かした動線と収納計画により、調理や片付けをスムーズに行えます。家族との距離も近く感じられる、使い勝手と心地よさを両立した場所です。

ダイニング
ダイニングは、キッチンとリビングを緩やかにつなぐ配置で、食事や会話、作業がひとつの流れの中で行えるようにデザインされています。機能性と心地よさを両立し、家族の時間を豊かにする日常のハブ空間となっています。

アクティブコート
(ウッドデッキ)
ウッドデッキは、室内と庭をゆるやかにつなぐ半屋外のステージです。食事やお茶、子どもの遊び、読書など多彩な過ごし方ができ、日常に自然の気配を取り込む心地よい外リビングになります。

コミュニティコート
(玄関脇ベンチ)
家族とのふれあいやご近所の方が自 然と集まって会話や笑顔が生まれる場 所を目指しました。玄関脇のベンチが 家の内と外をやさしくつなぎ、立ち話や ちょっとした用事にも心地よい距離感を 生み出します。

母屋だけでは完結しない。
小さな“余白”が、
暮らしを豊かにする。
この家には、母屋とは別に、はなれとガレージ、そして両者をつなぐ中間領域があります。それらは単なる付属空間ではなく、暮らしの自由度を広げるための“第三の場所”として設計されています。
はなれは、読書や趣味に没頭する静かな部屋として、また在宅ワークや帰省時の簡易的な個室として機能。ガレージは、メンテナンスや自宅キャンプ、半屋外の遊び場など、多用途に使える“外と内のあいだの部屋”。そして中間領域は、家族でBBQを楽しんだり、朝のコーヒーを外で飲んだりと、母屋と離れの距離感が生み出す“ほどよい外時間”をつくり出します。
住まいをひとつの箱として完結させるのではなく、複数の小さな居場所を点在させることで、暮らしにリズムと余白を生む。
このモデルハウスの最大の魅力は、その“広がる暮らし方”にあります。

玄関脇に設けたベンチには、家と外をやわらかにつなぐ役割があります。ご近所の方が訪れた際に少し腰をかけて会話をしたり、出発前にちょっと荷物を置いたり、何かと便利です。

2階はレイアウトを自由に変えることができます。家族構成にあわせて子ども部屋や来客用スペースとして使えます。大きな窓から庭の木々を望む、明るく気持ちのいい空間です。

たまり空間は、読書をしたりお茶を入れてひと息ついたりと、空間を共有しながらもそれぞれの時間を過ごせる一人ひとりの居場所です。

南西面の大きな掃き出し窓は、冬の日射を最大限に取り込みながらも、外部からの視線を抑えるプライバシーに配慮した設計になっています。
Plans
プランの
バリエーション

敷地条件が厳しい
土地向けの「斜め配置」
隣家が迫る、北側道路、細長い形状など条件が厳しい土地でも、建物を斜めに配置することで光と風の入り方を確保できます。視線の抜けも生まれるため、狭小地や変形地のデメリットを設計で補いたい場合のプランです。

標準的でクセのない
「ベーシック配置」
母屋とはなれがシンプルに向かい合う構成で、使い勝手がよく、暮らしの動線を最短に保てます。一般的な四角形の土地に最適で、個性やこだわりよりも安定した暮らしやすさを求めるご家族に向くプランです。

母屋とはなれを
「回廊的につなぐ」
母屋とはなれを通路でつなぐことで、外に出ずに行き来でき、暮らしの連続性が高まります。はなれを子ども部屋やワークスペース、趣味室として頻繁に使いたい人に最適の生活密度を高めるつながり型プランです。

はなれと母屋の間に
「ガレージを挟む」
母屋とはなれの間にガレージを配置し、半屋外空間を中心に生活が広がる構成です。アウトドア好きの人や、趣味を日常的に楽しみたい人、ガレージを「自分の基地」として使いたい人に適したアクティブなプランです。

はなれと母屋を
「ひと続き」にする一体型配置
母屋とはなれを一体化することで、二棟構成の良さを保ちながら、動線を最短にできます。小さな平屋を拡張したような自由度の高い空間となり、将来的に間取りを変えたい人に向く可変性の高いプランです。
Specification 仕様・スペック
1階:36.00㎡
2階:29.73㎡
離れ:13.25㎡(4坪)
大引:米松(防蟻ホウ酸処理)
柱:杉集成材
梁:米松 大スパン部分EW
離れ:杉板(ウッドロングエコ)
壁:高性能グラスウール36K厚105㎜+可変透湿気密シート
屋根(下屋含む):セルロースファイバー 厚270㎜+可変透湿気密シート
気密試験:工事中+完成時
窓:Low-E 樹脂サッシ(リクシル EW) 南面ペア 東・西・北面トリプル
南・西面:アウターシェード
1種換気(ロスナイ)
造作キッチン 差圧給気
造作洗面台 カスタムバニティ(LIXIL)W1120
UB1616 シャワー手元スイッチ付
トイレ サティスS(LIXIL)
給湯器:エコキュート370L(ソーラーチャージ)
建具:制作建具
床:無垢材
天井:1Fヘム羽目板乱尺貼り/2Fシナ合板押縁
照明:ALL LED(一部 Flame)
許容応力度計算による耐震等級3 耐風等級2
※モリシタ本社から車で5分です
許容応力度計算による耐震等級3 耐風等級2
※モリシタ本社から車で5分です
Faq よくあるご質問
10坪と聞くと狭く感じるかもしれませんが、視線の抜け・天井高・開口部の配置などを工夫することで、実際の広さ以上に“のびやかさ”を感じられる空間にしています。生活動線や収納も最適化しているため、日々の暮らしで窮屈さは感じにくく、「小さくて心地よい」ことを実感していただけます。
10坪でも快適に暮らせるよう、必要な場所に必要な量を収められるように収納を細かく設計しています。土間収納・造作棚・パントリーなど、動線に沿った“使いやすい収納”を確保しているため、無駄に広い収納をつくらずとも整った暮らしが続きます。過不足なく、丁度よい収納量です。
はい、むしろ得意としています。モリシタでは、日射シミュレーションや敷地の形状・周囲の建物を読み込み、光と風の通り方を最大化する設計を行います。北道路・三方囲まれ・変形地などの“難しい土地”こそ設計力が発揮される場で、これまでにも多くの心地よい住まいを実現してきました。
ガレージは自宅キャンプや趣味の作業・半屋外のくつろぎ場所として多用途に活躍し、はなれは読書・在宅ワーク・趣味室・帰省時の部屋など自由に使える“もう一つの居場所”です。ライフステージの変化に応じて役割を変えられるため、永く暮らしに寄り添う柔軟な空間としてご活用いただけます。
性能・耐震性ともに安心して長く暮らせる仕様です。小さな建物は構造的に安定しやすく、さらに適切な断熱・気密・耐震設計を標準で施しているため、快適性と安全性を両立した住まいになっています。冬暖かく夏涼しいだけでなく、万一の際にも家族を守れる、確かな性能を備えています。