長く延びる高級感あふれる玄関ホール、リビングは玄関ホールと同じ真っ白な大理石調の床が臨しく目を奪われます。奥には手洗い場も設置された旅館風の素敵な和室です。なんとパーカウンターのあるお店のような部屋まであり、訪れる人を飽きさせません。「お客様が多くワイワイやるのが好き」という梅原さんのお宅は、ホテルや旅館の趣をふんだんに取り入れた、おもてなし心があふれています。

もともと同じ土地に中古住宅を購入して住んでいた梅原様ご夫妻。上のお嬢様が中学に入る前に建て替えたい、と奥様は何年も「理想の家」への想いを募らせていました。「モリシタさんはそのいっぱいの夢を丁寧に聞いてくれました」。けれども希望を全部盛り込むと予算が大きく跳ね上がってしまい、「もう家は建たないのでは」と夫婦で落ち込んだこともありました。それでも「何度も間取り変更しましたが、営業の山崎さんが根気よくつきあってくれました」と奥様は言います。

ウッディ調の優しい家にするか、大理石の床のクールな印象の家にするか相当に悩みましたが、「子供が大きいので大丈夫だろう」と大理石調を選択しました。あとは希望とコストの折り合いをどうつけるかが鍵でした。リビングテラスは欲しい。だから窓やクロスはスタンダードにしました。天井も高くすると値が張るので標準仕様にしました。ご主人の部屋は自分たちで内装を手がけコストカットといった具合です。「その工夫も楽しかった」と言うご夫妻、結果的に大満足の家になりました。

玄関脇には、隠れ家的バーがあります。夜になるとグラス片手に夫婦の時間を楽しむそうです。