北山家はご夫婦と小学生の尚人君、それにご主人のお母様の4人家族です。お父様を亡くされて、一人暮らしになられたお母様が淋しい思いをしないですむように、というのが家を建てようと思った理由のひとつだったそうです。少し照れながらお話しされるやさしいご主人に、奥様も笑顔で頷いていらっしゃいます。

「たまたま仕事先がモリシタさんの会社の近くだったこともあって、私が主人を連れて見学会に行ったのがきっかけです」と奥様は言います。もっともはじめは『見てるだけ名札』をつけて眺めているだけだったそうです。「土地もないし、資金もなかったのでちょっと気後れもあって。そんなとき山崎さんが『具体的なことを考える前に、まず家づくりについて正しい知識を身につけましょう』とアドバイスしてくれて。その考え方に共感を覚えたんです」。

最初の出会いから半年くらいたった頃、『いい土地が出たので、見に行きませんか？』と連絡があり、行ってみると二人とも気に入られ、そこから一気に話が進むことになりました。「山崎さんが親身になって余裕のある資金計画を立ててくれたので、安心して家づくりに取り掛かることができました」と奥様は言います。「以前の借家よりずいぶん広くなったのに、家族の距離は近くなったような気がするんです」。そんな風にお話しされるお二人の笑顔がとても印象的でした。

お母様のために用意されたという本格的な純和室です。 見事ですね！