先週末は見学会でしたが、暑かったですね。
微妙に日焼けをした森下です。
最近、フリーペーパーなどの媒体も様々なものがありますね。
昔はホットペッパーが圧倒的だったような気もしますが、
最近は地元のフリーペーパーが面白いです。
興味をそそられる特集など多く、仕事柄よく見ます。
そんな中、先日 クルールはりま版で縁あってお声がけ頂き
こっそり記事に登場しています(笑)。
今回は父の日特集
「近ごろパパのイクメン事情」
その特集ページではないのですが(笑)、
森下もイクメン父ちゃんとして紹介してもらいました。
(イケメンならぬイクメン・・・。
イケメンなら確実に予選落ちもイクメンならなんとか大丈夫みたいです!)
建築会社の社長としてここで言いたいのは
何も「家の手伝いをしてください。」とか
「家事育児はすべて夫婦協力しあうべき。」といったようなことではありません。
家づくりのアドバイスをする側として
間取りや動線、収納などを踏まえて提案するのなら
提案する側(営業マン)は日々の生活の中で経験しないと
本当に活きたアドバイスはできないということです。
構造がどう。
耐震性がどう。
断熱性がどう。
もちろんこうしたことも大事です。
ただこうした面は結構、数字で表現できる分だけ
さほど実績や経験値がなくてもできるかもしれません。
でも、使い勝手は千差万別。
色んなやり方があるのならそれらを聞きつつも
実際の経験値としてのアドバイスを入れていくには
やっぱり家事や育児もたくさん経験していかないと
丁寧なアドバイスは本当に難しいと思うのです。
洗濯物がいっぱいに入ったかごをバルコニーに干すために
2階に持って上がるのって男性でも実は結構重労働だったりします。
朝の決まった時間の中で朝ごはん、お弁当などをつくろうとしたら
材料もですが、お皿を置く場所、お弁当のアツアツの御飯を冷ますための場所、
水筒を置く場所など結構スペースが必要だったりします。
ゴミ出しもですが、粗大ごみなんかあった日にはもう大変。
朝、何時に起きたらいいの?
しばしの戦場と化します(笑)。
「あぁ、ここにこんな収納をとっていたら・・・。」
「あぁ、ここの動線はもっと考えておくべきだった・・・。」
「どうしてここに服がかける場所を作らなかったんだろう・・・。」
そんなことを日常生活でリアルに思うものです。
収納に関しては、単にスペースだけとっておいたらいい。
広かったらいいと思うと、かなりの確実で失敗しますのでご注意下さい。
デザインや性能は机の上で勉強すればそこそこ提案できるようになります。
でも、使い勝手や生活しやすさは実際に経験していかないと提案できないと思うのです。
だから、家事、育児をすることでその経験をつみ
アドバイスできたらいいなと思うのです。
育児してたらいろいろ気づきます。
今日使うオムツの保管場所。
ストックしているオムツの保管場所。
使用済みのオムツを捨てる場所。
オムツを持って歩くデカいカバン(笑)を置く場所。
一緒に持って歩くお尻ふきなど、
オムツだけでもどれだけ考えておかないといけないのでしょうか?
一時期、娘を預けてた保育園は布オムツ推奨だったので
布オムツを洗うタライの場所すら必要だった我が家です(笑)。
「城は男性のもの、家は女性のもの。」というような言葉もありますが、
それは「家はお母さんのもの」といった側面が大きいのだと思います。
今の時代は、
昔で言う「お母さんの仕事」とされてきたことも
夫婦で協力し合う家族が増えてきました。
ともすれば、そうした提案、アドバイスをする我々は
その経験をしておかないと
「建てる前には気づかなかった、建ててから気づいた住みやすさ」を
提供できない可能性が高くなりますので毎日実践しておきたいと思うのです。
さて、それでは私は明日もお弁当づくりを頑張ります♪