おはようございます。
久々の更新です。
11月入って何かと気忙しくなってきましたね。
今年ももう2ヶ月切りました。
暖冬のようですが、朝晩は冷え込んでもきましたので、
体調管理には気をつけてくださいね。
11月は1週目に社内研修
2週目は東京で「第8回 安くていい家をつくる会」 総会 があり
私を含む13人のメンバーで参加してきました。
全国から250人以上の方がこられ
いろいろな意見交換も含めて刺激ある機会でした。
これから増税に向けて「駆け込み受注」が増えてきますが、
反面、その先には大きな反動があると誰もが推測されています。
厳しい話、2~3年後には大きな打撃で
倒産してしまう建築会社さんが
3割とも4割とも言われているのも実状です。
とすると多角化するより
なにか一つ家の品質や性能、デザインに特化した専門店として
特徴付けてくる会社さんも出てきました。
その中には、時代の気流、流行に乗っている会社さんもいます。
ただ、家自体の性能や品質が
5年後、10年後には 「法的にも大きく変わっていくのも事実」 で
特徴というより、そこに標準を定めて、
先倒ししている傾向が強いのも実際の理由だったりします。
(代表的には「ゼロエネルギー住宅」のことを指します。)
そこで我々もそういった部分での方針などを分かち合ったりしてきました。
でも物事には
「変わっていかないといけないもの」と
「変わってはいけないもの」があります。
比較論になった時にわかりやすいので
「変わっていかないといけないもの」をよりアピールするのも商売でありがちですが、
「変わってはいけないもの」をきちんと大事にしているのかといったところも
作り手として、きちんと整理整備していかねばなりません。
ことさら最近は「検索」という手段で
ネットでの情報を第一にする時代になりました。
誤解を招くような言い方になりますが
「歴史」も「実績」も「評判」もそう重視することなく
会社選びは「ホームページやブログなどのネットで上手く表現できたらいい」といった風に
なっているのは事実です。
時代の流れもあるので、
そこを否定する気はありませんが、
だからといって「変わってはいけないもの」=「社風」「実績」といった部分を
軽視してはいけないのでは?とも思うのです。
要はバランスです。
いいものを使って安心な家をつくることは大事ですが、
そこには「コストはいくら?」といった側面も無視できず、
自分の価値感、世間の常識とかね合わせてバランスよく考えていかないといけないわけです。
(仕入れの世界は、どれだけ言ってみても
年間20~30棟以上はしないと安くしてもらえないのは我々の業界の常識です。
何百棟建てるか、年間10棟建てるかは会社の方針ですが、
同じものをコストを抑えて本当にお客様に提供したいと思えば、
作り手は年間20~30棟の壁を越えるチャレンジをしなければ、
なかなか難しいものなのです。)
その「変わってはいけない部分」も
今回の総会ではみんなでわかちあえましたので
ここ数年では一番の素晴らしい時間になりました。
(かといって去年までがダメだったわけではないですよ(笑)、あしからず。)
実は11月10日は私の社長就任5年目の記念日でした。
あっという間の5年間でした。
お客様はもちろんのこと、スタッフ、協力業者さんにも助けられた5年間でした。
大きく変わりつつある時代の中ですが
慌てず、焦らず、浮つかず、しっかり足を踏みしめてやっていきたいと思います。
よろしくお願いします。
ちなみに「変わってはいけないもの」を
「お客様にお伝えできる機会の一つは見学会かな?」と
いった話に、総会後の懇親会で全国の社長さんと話になりました。
これまた偶然ですが今週末の11月14日15日は
弊社は、姫路市書写 と たつの市龍野町中村 で見学会を開催しています(笑)。
午前10時~午後4時。
もしご都合ついたら遊びに来てください。
強引な売り込みや迷惑な訪問営業は致しませんので
安心してきて下さいね。
駐車場も両会場、10数台準備しています。