爽やかな天気が続きます。
明日、明後日は姫路市余部区と姫路市小利木町で見学会開催します。
ぜひ遊びに来てくださいね。
さて、2~3日前から
横浜でのマンションの地盤補強工事、基礎工事の偽装事件?のニュースがしています。
本来、きちんと約50本の杭工事を施工しないといけなかったのに
実際は8本の杭が硬い地盤まで届いていなかったことで
建物の傾き、不同沈下が起きているといった内容です。
我々が施工させて頂いている注文木造住宅でも
姫路市ではおおよさ3割くらいの建物で地盤補強工事が必要と言われています。
こと、マンションなどの大型建物になれば、
なおのこと必要になることも多いわけで見てて心配になります。
今回のニュースは
技術的な面での見解も多くあるでしょうが、
私は「こうした瑕疵は「モノ」で起きるのではなく、「ヒト」で起きるのだな。」と
改めて強く思いました。
丁寧な施工、しっかりとした品質。
もちろんそれらも大事ですが、
そうしたことが原因で瑕疵が起きるというよりも
「これで大丈夫だろう。」と無責任な行動、
「この施工でいいや。」と判断した ヒト の部分がとても大きな要因なわけです。
適切な表現ではないですが、
「モノ」で建築会社を選ぶ人もいるでしょう。
それもアリだと思います。
でも、「ヒト」という目線でも検討していくことが、
月並みな台詞ですが本当に大切だと思います。
展示場などにいったら
「どこの会社に行ってもみんないい人に見える。」というお客様も多いですから
なかなか難しそうに思われるかもしれません。
そして、お話をしてみたら
「ウチの建物はこんなにいいんです。」と
強く言い切ることで、
まずは皆さんの判断基準、固定観念に強く影響を与えていこうとするのが
一般的な 提案販売業の「常」 です。
(胡散臭いけど売れる営業マンというのは、これが長けているのです。)
でもそれは「どんなことを言ってるかでなく、誰がそれを言っているのか?」
そこも冷静にみてもらえたらと思います。
今回は販売も施工も大手の業者がされています。
「大手だから安心」と言われる人も多いでしょうが、
「大手だから安心」なのでなく
「大手だから問題が起きても資金的に責任をみてもらえる。」といった
安心感のほうが大きいのではないでしょうか?
とはいえ、全邸建替するかもといった話になれば、大手でもかなり大変な話です。
となると、やっぱり我々のような工務店は
1邸1邸きちんとやっていくことを改めて、心がけていきたいと思います。
スタッフだけでなく、
協力業者のみなさんとも共有していけるよう
次の会議では、熱く語る予定の社長です(笑)。