先週、無事、長女が卒園をした森下です。
卒園準備、卒園式、その夜から高熱を出す長女(笑)、見学会・・・・と慌しい日々でした。
さてさて、今週も頑張りたいと思います。
私は日々、話すときによく野球に例えて話す傾向があります。
野球が好きと言うか、歴史もあり、例えられるチームや選手、特に組織論やチームプレイを語るときは
とても話しやすいです。
そんな中で、故川上哲治V9巨人監督と野村克也監督が
「伸びる選手の条件に親孝行であるか?」を見極めるという話があります。
要は自分のためだけに頑張っている人間より
誰かのために頑張っている人間の方が、ここ一番での踏ん張りがきくことがあるというもの。
その「誰かのために」という代表例が、自分を育ててくれた親ということで、
その感謝の気持ちが強いモチベーションになるからといったことが理由です。
実は私も偉そうですが、同じようなことを思っています。
自分のためにできることは限りがあるけど、
誰かのためにすることのほうが、人間はもっと限界無くチャレンジできて、
頑張れると思っています。
そして、チームとしても
自分のためだけに頑張っている人は、空気を乱すだけ乱して去っていくけど、
誰かのために頑張ろうと思う人は、「正」のオーラに満ちたステキ空気に満たしてくれて
ずっと気遣いながら助けあい続けてくれています。
人生があと1年なら自分のためだけでもいいけれど、
何十年と続くのなら誰かのためでないといいものにはなりません。
これこそプロ野球に例えます。
権藤さんや仰木さんのような放任主義に見える監督が優勝すると
そういった考えがもてはやされる本なども売れますが、
実際は一見みんなが嫌う管理主義のようなチームでないと
継続して勝ち続ける黄金時代は築けません。
でも、本当のところは
仰木さんなんかめっちゃ厳しい監督でしたし、
V9巨人も管理主義に見えながら実は適材適所のチームで、
最大限に選手を活かしたチームだったりします。
やっぱり、誰かのために・・・と思えることが
チームにとっても、自分にとってもいいことなんだと気づかされます。
損得勘定だけではうまくいきませんから。
冒頭で「親孝行」と言いましたが、
本当は「人孝行」という言葉の方が適切なのかもしれませんね。