中華料理人に周富徳さんが亡くなられました。
中華料理の基本ともいえるチャーハンを作ることをいつも
「簡単そうに見えることこそ本当は難しい。」といったことを
よく言われていたのが印象に残っています。
例えば、イチロー選手なども4000本以上
ヒットを打った技術と実績が大きく評価されますが、
素振りや道具の手入れなどを手を抜くことなくルーチンに
やり続けていることこそが本当はスゴイことなのかもしれません。
仕事や日常生活も一緒ですね。
「大きな声で挨拶する。」
「いつも笑顔で元気一杯に行動する。」
「遅刻をしない。」
新入社員でもできる当たり前のことをいつも自分はやれてるのでしょうか?
ベテランになると、
なまじっか経験と技術だけは身につく分、
こうしたことは手を抜きがちです。
お客さんの前だけ出来てても
それ以外ではふてくされているような人間も多いのではないでしょうか?
相手を見て態度を使い分けてる人もいるかもしれません。
傍からみてそんな人こそ信用されない、
評価を下げていることというのは
他人事ならわかるけど、自分のことになったらわからないものだったりします。
当たり前のことを今も当たり前のようにできているかは
改めて自問自答したいと思います。
そして、当たり前のことを当たり前のようにできるチームであり続けたいと思います。
余談ですが、私は音楽が好きです。
演奏も上手いからいいというものでもないですけど、
存在感があったり、実際上手い人っていうのは
見た目とても簡単そうに弾かれたりしています。
見た目、技術がありそうな人は
意外とそれだけだったりしてあんまり人気がなかったりします(笑)。
逆を言えば、
難しいことこそ簡単そうに見せれて本当は一人前なのかもしれませんね。