1995年1月17日
神戸大震災から今日で19年経ちました。
当時、大学生だった私もすっかりおっさんになり、
今では何もなかったかのように復興した神戸の街の様子とあわせて
時の早さに驚いています。
亡くなられた多くの犠牲者の方の
ご冥福を心からお祈り申し上げます。
毎年、ご紹介させて頂くこの震災を謳った名曲「満月の夕」
この曲は中川敬さんと山口洋さんの合作ですが、
各々で歌詞が違います。
いつもは山口さんバージョンを掲載するのですが、
今回は中川さんバージョンを掲載します。
感情的な歌詞の山口さん
写実的な歌詞の中川さん
どちらもとても素晴らしい詞です。
「解き放て いのちで笑え 満月の夕」
まさに人生とはこういうものと思います。
「満月の夕」
詞:中川敬・山口洋
風が吹く 港の方から 焼けあとを包むようにおどす風
悲しくて すべてを笑う 乾く冬の夕
時を超え国境線から 幾千里のがれきの町に立つ
この胸の振り子は鳴らす “今”を刻むため
飼い主をなくした柴が 同胞とじゃれながら車道をゆく
解き放たれ すべてを笑う 乾く冬の夕
ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ 焚火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て いのちで笑え 満月の夕
星が降る 満月が笑う 焼けあとを包むようにおどす風
解き放たれ すべてを笑う 乾く冬の夕
ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ 三線鳴らす 吐く息の白さが踊る
解き放て いのちで笑え 満月の夕
ヤサホーヤ 唄がきこえる 眠らずに朝まで踊る
ヤサホーヤ 焚火を囲む 吐く息の白さが踊る
解き放て いのちで笑え 満月の夕
解き放て いのちで笑え 満月の夕