平成8年4月に社会人になったので
ただいま18年目の不惑の歳、40歳の森下です。
さっき、書類に目を通してて5月25日の日付をみて思い出しました。
5月25日は私の初めてご契約を頂いた日です。
17年前の春、某ハウスメーカーに就職した私は
3月末から2週間、瀬戸内海の小島にある施設に監禁され(笑)、
一般常識などを叩き込まれました。
それから半月、本社研修。
夕方になったらパンフレットを抱え込んで
連日19時~21時は飛び込み訪問。
毎日50軒、100軒と訪問していました。
今、私も会社のスタッフも訪問営業はしていません。
時には一方通行になりがちな押し付けはいいものとは思っていません。
でも、営業やっていくためには
こうした経験も必要なこととは思います。
時代もあるでしょうが、
こうして心も強くなっていく鍛錬の機会は私にとっては、いい機会でした。
新人に訪問された方にはご迷惑をお掛けしましたが。
懺悔します。お許しください。
GWから総合展示場に配属され、
もういきなりの接客スタートでした。
私は当時、岡山市で働いていました。
「新人の森下です。
ご質問に即答できないこともありますが、すぐ上司に聞いてお話させて頂きます。
よろしくお願いします。」
そんなこと言いつつのスタートでした。
そのときにふとカタログだけもらいにきたという
59歳のご主人さんが来店。
身振り手振りで一方通行なご説明を差し上げ(苦笑)、
汗かいて必死な新人がかわいそうと思ったのかお話を聞いてくれました。
もともと大阪の方で、今も大阪にお住まいなのですが、
仕事の兼ね合いで20年以上住んだ岡山市で空き家にしている家を建替え、
定年後に奥さんと終の棲家として建てようと思われていました。
それから週1~2回、岡山から大阪まで訪問しました。
で、所用で岡山に来られた5月25日に展示場で契約をして頂いたのです。
当時は携帯電話もありません。
公衆電話から母に電話して「初めての契約とれたよ!」と
報告したことを今でも覚えています(笑)。
まだまだ幼かったのでしょうか?
でも、なんか母には報告しないといけないような気がして電話したのでありました。
あれから何棟の方の家づくりのお手伝いをさせて頂いたのでしょうか?
今もあり難いことにずっと家づくりのお手伝いをさせて頂いています。
経験も重ね要領もよくなり、
一層いろんなご提案もさせて頂けるようにはなりました。
ただ、17年前の今日のような
なんだか分からないけど、ジタバタしつつも
ガムシャラだった熱さがあるかと言われれば
40歳の自分は負けてるかもしれません。
たまにはこうして昔を思い出し、
自分自身に「喝」をいれて、心機一転頑張っていこうと思います!
こんなことを思える機会のある人生は幸せです。
改めて感謝して頑張りたいと思います。