2009年12月から始まった
モラトリアム法(中小企業金融円滑化法)が3月末で期限切れになりました。
リストラや倒産などで住宅ローンの返済猶予を受けてた人たちが受けられなくなり、
年内だけでローン破産する世帯が約10万世帯になりそうとのことです。
実際、モラトリアム法で返済猶予を受けてた人は
昨年9月時点で23万件にもなるそうです。
2009年で年間6万2000件ほどだった競売件数も
モラトリアム法で1万6000件ほど減少。
3年間で5万世帯の方が差し押さえを逃れていたのが、
今度は一気に破産する可能性がでてきたためのようです。
モラトリアム法とは関係ない競売が例年どおりなら約6万件、
これと足すと11万近くになるようです。
読んでて少し怖くなりました。
銀行もより早く、債権回収にかかることも考えられるようです。
家づくりは損得だけで考えれば、
損だと言う人が多いのも事実です。
でも、実際のところは、
その損得を超えた部分で
家族のよりどころとして建てようとされるのが多いのも事実です。
持ち家だから幸せなわけでもなく、
賃貸だから不幸せなわけでもありません。
価値観として、家をどうとらえられるのか?
年々、資産価値が下がる「モノ」としてみるのか
傷まみれ、落書きだらけになっても家族の思い出が染み付いた「空間」としてみるのか
そもそも「家」に何を求めるのか?
そのあたりをもう一度考えながら
やっぱり、無理のない返済計画であったり
人生設計を考えて「家づくり」を考えていただくことが大事だと改めて思います。
私達は、強引な売り込みも
自分のやってることだけが正しいといった価値観の押し付けも
説得も一切いたしません。
「何から始めたらいいのだろう?」
「そもそもどうしたらいいのだろう?」
そう思われたのなら
私達でよければいつでもお声がけください。
家づくりを始める際にあなたは何を大事にしていけばいいのか?
そのアドバイスをさせて頂きます。
もちろん、自分達でされることもいいと思います。
こんな時代だからこそ
まずは家族で話し合って家づくりを進めてくださいね。