GW最終日ですね。
みなさんはどこかに遊びに行かれましたか?
私は毎年恒例の家族写真撮影と奥さんの実家に行きました。
行っても夜の9時には子供達と一緒に寝ていました。
(翌日は5時前には目覚めます。)
奥さんの実家にいくと
夜、お義父さんと日本酒を呑んで
ほぼ毎回9時頃に寝てしまいます。
朝起きるたびにバツが悪く
申し訳ない気になるのですが、
行く度、9時には寝てるので
もうそういうキャラということで許してもらってます(笑)。
奥さんの実家は居心地がいいのでしょう。
先日読んだ本の話。
私は、名言集的な本が大好きです。
そんな本を読むと
いつも胸の中にある言葉にできないもやもやしたことや
うまく伝えきれない思いや考えを
ほんの数行の言葉で表現されているを見つけたとき
腑に落ちて納得させられます。
私は音楽も好きなのですが、
何と言ってもメロディより詞(ことば)が好きなのです。
制限のない世界より
ある程度制約された言葉数の中で表現される世界が好きなのです。
なので俳句や短歌、川柳なども好きです。
例えば、
「古池や 蛙飛び込む 水の音」
冷静に聞けばなんてことのない言葉ですが、
聞いた瞬間、その景色が見えてきそうなこの感覚。
シンプルであるがゆえ、とても素晴らしいなと思います。
(余談ですが、忌野清志郎さんの「スローバラード」の最初
「昨日は車の中で寝た あの娘と手を繋いで
市営グランドの駐車場 二人で毛布に包まって」
の部分の「市営グランドの駐車場」って所も聞いた瞬間
一瞬で景色が浮かぶのでスゴイなといつも感心します。
なんてことない言葉なのに・・・。)
そんな言葉の中で最近知って妙に納得したのが
陸上選手の為末大さんの言葉
「成功者の言葉しか世の中に残らないから『やればできる』が格言になる。」
この言葉は妙に響きました。
この言葉の後には
「夢は叶わないかもしれない。
叶えるための努力は無駄に終わるかもしれない。
でも何かに向かっていた日々を君は確かに輝いて生きていたのではないか。
それが報酬だと思わないか。」と続きます。
リアルな世界は
学校で教えてもらった公式どおりでは答えどころかヒントにもならなかったりします。
私の自分の戒めとして好きな言葉
「正しい道理が通るんじゃなく、通った道理が正しいんだ。」ってのがあるのですが、
それをもっと優しさを加味してできたのがこの言葉のような気がします。
結果主義で過程を否定しているのではありません。
結果主義もOK
過程主義もOK
人それぞれの価値観で答えは様々です。
でも、「やればできる」といった言葉で
結局はなんかウヤムヤにしてしまうことは違うような気がします。
損得勘定だけなのも寂しいし、
結果から目を背けるのも寂しいですけど、
そもそも何もやっていないのが一番寂しいですね。
どのプロセスが正解なのかもわからないのなら
やりたいことを全力でやる!
その上で、
「答え(成果)は風まかせ 人生はステキー!(byトータス松本)」が
いいのでは?と思います。
成功者にどうしてあなたは成功したのですか?と聞くと
もちろん努力はされたのでしょうが、
ほとんどの方が「私は運がよかったから。」と答えられるそうです。
でもその「運」もがんばりがないと味方につけられませんから
やれることを精一杯やると言うことがまずは一番大事なのかもしれません。
こうした言葉の数々がいつもいろんな気づきをくれるので
私は名言集的な本の新しいものを見つけたら買わずにいられないのです。