ネットって恐いなと思った話。
ある意味、生活の一部となったインターネット。
いろんな情報や知識を瞬時に手に入れることができる便利なツールです。
趣味の話ですが、10年前のこと。
好きなミュージシャンがカバーしていた曲のオリジナルが分からなく
10年ほど探したり、調べたりしても分からずじまい。
しかし、ネットに書き込んだところ2分後には誰かが教えてくれました。
「スゲ~!」
驚きと感動が交錯したアナログ男でした(笑)。
アナログな私ですらそんなこともあるわけなので、
世間の方はネットの意見には、
妙に影響されやすい感じがあります。
もちろん、家づくりに関しても同じ。
様々な人の意見や情報があるので混乱することもしばしばです。
「これからのローンは〇〇がいいです。」
「耐震性を考えたら・・・・で。」
「効率よくするのは・・・・。」
こういった一方的に言い切る情報は
ほとんどが発信側からの都合が多いのも事実。
現に、発信源を調べたら結局はその商品を売りたい人の意見なのがほとんどです。
(保険屋さんか建材屋さんかメーカーかコンサルタントか・・。)
それでも、不安なものだから
信じてしまうのも仕方ないのかもしれません。
でも、ネットで恐いなと思うのは
ずっと一緒にいる家族や周りの人の意見より
逢ったこともすらない、
どこの誰かも分からない、
もしかしたら専門家でもなく、
そのことに何の実績のないような
なんの責任を持たないような人の軽はずみな意見を盲目的に信じてしまうことが
とても恐いと思うのです。
もちろん参考にしてもらうことはいいと思います。
でも、それはあくまで参考意見程度で
どうされるかはご家族やご両親といっぱいお話されることが大事だと思うのです。
鵜呑みにしてしまって意見が対立し、
家族間や親子間で孤立されているご家族もあります。
家づくりは、家族が健康で仲良く幸せにくらせるためにすること。
仲違いしてしまっては
それこそ大事なものを見失ってしまいます。
ネットはあくまで情報収集のひとつ。
そんな感じでされたほうがいいと思う森下ですが、
「モリシタで建てないとだめですよ。」みたい思いでは言ってませんので、
ご安心くださいね(笑)。