会社に来てメールをたちあげると
「最も楽しい人」というタイトルのメルマガがきていました。
そのメルマガには
「最も楽しい人は、人を笑わせるユーモアを持った人だ。」と
簡潔に一言書いてありました。
しみじみそうだなと思いました。
そして、こういったユーモアは
楽しいときや気楽なときより
苦しいときやネガティブなときほど重要と思っています。
例えば、愚痴のひとつもこぼしたいとき。
愚痴も一方的になると相手もしんどいし、
かといってお互い愚痴で盛り上がっても
結局何の解決もなく嫌な気分だけ残ることは誰しも経験したことあると思います。
私はここ15年くらい心がけていることがあります。
それは、愚痴のひとつもこぼしたいときは
基本、そのことに無関係な人にユーモアを持っていうことにしています。
愚痴は吐き出すことが最大の利点なら
相手は誰でもいいわけで
それを笑っていうことでバランスをとっているのです。
20年前の竹中直人みたいに「笑って怒る人」みたいなものですかね(笑)?
となるとその相手は昔からの友人になることが多いです。
そうやってお互いのことを言い合って
笑いながら憂さ晴らしする友人が何人かいるのですが、
どれだけネガティブなことを言っても
結局最後は大笑いして電話をきったり別れたりすることになります。
そのへんをうまくやっていくことが
人生、楽しく生きる秘訣のひとつと思っています。
確かにただユーモアがあって面白い人もいますが
それが楽しい時間だけの人って結局長く一緒に入れません。
お笑い芸人もただ馬鹿騒ぎだけしている人は
すぐ消えていくでしょう。
好き嫌いはともかく
そういったことに長けている人ほど長いこと
芸能界の一線にいるような気がします。
まぁ愚痴ばっかり言ってる人も一緒にいて楽しくないですけど
愚痴のひとつすら拒絶して聞いてくれず、
逆に怒ってくるような人も一緒にいて楽しいことはありません。
人間の評価っていろいろありますけど
一緒にいて「楽しいか楽しくないか」ってすごい大事なことだなと
歳を重ねてきて一層思う森下です。