「今、私たちに出来ること」
この度の「東北地方太平洋沖地震」により、亡くなられた皆様のご冥福をお祈り申し上げます。
また、被災されました皆様、そのご家族の皆様に対しまして、謹んでお見舞い申し上げます。
一日も早い被災地の復興を、グループ社員一同心より祈念いたしております。
今なお、被災された多くの方が、苦難の中におられます。
私たちは今、何をするべきか、私たちに出来ることは何かと考えました。
「被災者の皆様のことを考えて、営業と言われるような活動は、自粛すべきか…」
そう思う気持ちもありました。
しかし、「自粛」という名の元に、被災しなかった地方の経済活動が縮小してしまえば、
厳しい財政の日本にとっては、さらに大きな痛手となり、
被災地復興の為の「お金」も満足に捻出できなくなってしまいます。
もちろん「義捐金」や「被災地での作業」も大切です。
それにも出来る範囲で真摯に取り組んで参ります。
しかし、被災しなかった私たちが、行なうべき何よりも大切なことは、
地元で自分たちの仕事を、今まで通り続けていき、
微力でも経済活動に貢献してゆくことだと考えています。
いつまでも下を向いてはいられません。
これからは被災地の復興に向けて、日本国民が一丸となって、
力を合わせていく必要があります。
私たちには、落胆されている被災地の方々を助けるという責任があると思います。
「家づくり」は、人生最大の事業のひとつです。
それだけに、経済にも大きな影響を与えることが出来ます。
しかし、特に今は、家づくりに対して、不安な方が沢山いらっしゃると思います。
ですから、私たちは、その不安を解消する情報や、商品・サービスを提供する事が、
今一番必要だと感じています。
私たちは、今までどおり「家族が健康で仲良くなる家」をつくり続けます。
「見学会」や「家づくり勉強会」も、自粛をすることなく積極的に行なってまいります。
その事で、一組でも多くのご家族の、お役にたちたいと考えます。
大切なことですので、もう一度だけお伝えさせてください。
被災しなかったものが、いつも通り経済活動をきちんと行なうこと、
そして、その結果生まれるものを、被災地の為に使ってもらうこと。
これこそが、被災地への最も有効な支援となることを、私たちは忘れてはなりません。
勇気をもって、日常を守る活動を、ごいっしょに行ってゆきましょう!
平成23年3月18日
株式会社モリシタ・アット・ホーム
代表取締役
森 下 泰 成