「大相撲」はどうなっていくのでしょうか?
八百長問題も
ここまできたらどう決着をつけていくのか?
グレーな部分が残ったままでは
なかなか解決しないわけで、正直見てて難しい気もします。
現役力士もですが、
親方たちも含めれば全員が素直に事実を受け止めることは至難です。
八百長がいいとかわるいとか以前に
まずはあった事実を素直に謝罪することが一番です。
隠語ですが相撲社会には
「中盆」(八百長の仲介人を指す)
「注射」(八百長を指す)
「ガチンコ」(真剣勝負を指す)なんて言葉が存在していること自体
八百長があったとしか思えなくもありません。
「ガチンコ」なんて言葉、
テレビ番組タイトルでつかわれたこともあり
今は日常会話でも使われてますが、
認知される10年以上前でも
相撲やプロレス、格闘技関係者や熱心なファンは使ってましたから
昔から八百長はあったと思われても仕方ないです。
(ちなみにプロレスや格闘技の世界では
真剣勝負は「シュート」ショーは「ケーフェイ」と言います。)
人間の成熟度は「素直に謝れる」ことに大きく表れます。
痛いところでも事実を指摘されたとき
それを受け入れられるかどうかが大人になるステップなのです。
逆ギレしたり
ふてくされたり
言い訳したりした時点でもう「子ども」で
「未熟臭」が漂うわけですから
やっぱり「事実を素直に受け止めて素直に謝る」ことは大事なわけです。
八百長をしたとかしてないとかの問題で謝るかどうかではなく、
「八百長をしていない」と言ってたくせにやっていたという「嘘」に対して
やっぱり事実を受け止めて謝ることが大事です。
犯人探しも大事ですが、
まずは謝罪してこれからどうしていくのかを明確にして
以後、そのようなことがあった場合は有無を言わさず解雇するくらいの心構えで
やるしかないですね。
膿を出し切る行為も意味があるとは思いますが、
立ち止まってそこだけやってみても結局はうやむやになりがちなので
方向性をすぐにだして翌場所から一気に新しい姿でやって欲しいですね。
こう思うとガチンコ力士で一時代を築いた
貴乃花はやっぱり大横綱だったんだと改めて思いました。
ちなみに貴乃花親方と私は同い年です。
同級生で友達というわけでもないですが(笑)
同じ歳の男として、私も精進したいと思います。