昨日、間寛平さんの
「アースマラソン」ゴールの特番がしてましたね。
20時過ぎに家に帰り
娘を膝に乗せてご飯を食べながら
途中から番組を見てました。
(正確には、娘は膝に乗せてではなく、
私の晩御飯のおかずをねらって自ら座ってきてるだけですが(笑)。)
2年1ヶ月あまりの年月。
4万1000キロに及ぶ走行距離。
しかもその半分が陸路も半分が海路といった過酷な条件。
出発したときは59歳といった年齢。
何より、途中で発見された前立腺がん。
本当に大変で苦難の日々だったと思います。
心から賞賛の気持ちで一杯になりました。
確か18日には太子町の2号線を走られてたようです。
たまたま見かけた友人に教えてもらいました。
見てて何より胸にきたのは
寛平さんのお母さんが
博多に上陸した息子と対面したときでした。
「母ちゃん、帰ってくるまで死ぬなよ。
途中で死んでも帰ってこれへんからな。」と言って
出発した息子を待ってたお母さんの心境を思ったら
一人で飯を食いながらポロポロ涙を流すといった
「一人、桂小金治師匠」状態で見てました(笑)。
娘は「なんで父ちゃん泣いてるの?」といった顔で
私を見ていましたが・・・・。
最後のなんばグランド花月でのエンディング。
照れくささもあるでしょうが、
抱き合ったら感情をとめることができないからでしょうね。
奥さんが非常にユーモアに振舞われてました。
でも、こういった場面でいつも思うのですが、
愛があるからこそ立ち振る舞いが滑稽に見えて
それが、逆に感動することがあります。
この場面はまさにこの瞬間でしたね。
過剰な感動の押し売りはあまり好きではないのですが、
今回はこの2年間という長い時間の過酷な旅を思えば
ただ「よかったな」と思う一視聴者になってました。
寛平さん、おつかれさまでした。
しばらく休んだら
この旅が嘘だったかのように
バラエティ番組で笑わせて欲しいと思います。
その立ち振る舞いに
芸人の本当の懐の深さを見せて欲しいと願う地方在住、一ファンより。