今日、数年前に参加した
とある研修のノートを読む機会があり読んでいました。
その中にこんな言葉が書いてありました。
それは「躾(しつけ)」と言う言葉の意味です。
「躾」とは、「決められたルールを絶対に守る事」である。
読んでて、その時のことを思い出し改めて感心してました。
よく躾けられた子どもを誉めたりすることがありますが、
確かにその子は「ちゃんとした常識内のことを守っています」よね。
例えば、あいさつができる。
「ごめんなさい。」ってきちんと言える。
「ありがとう。」ってきちんと言える。
とても大切なことです。
でも、大人にも同じ事が言えますよね。
決められたルールを絶対守る人、
要は躾けられた人は
誰からにも愛されるし、信頼されるし、評価されます。
大人の社会や組織でも
同じ事が言えるのではないでしょうか?
「決められたルールをきちんと守らない。」とやっぱり評価はされません。
よく自分の周りに評価されないことを嘆く人がいますが、
その場合、そのほとんどが
「決められたルール」を守らずに
勝手に「自分個人のルール」を作っている時が多いと思うのです。
好き嫌いや
やりにくさや
面倒くさかったりするから変えるのでしょうが、
話し合いもなく勝手にすることがやっぱりダメと思います。
相談したり
報告したり
そこで決められたルールを変えることはOKと思いますが、
勝手に変えたら、誰かにしわ寄せがいくのも事実なわけです。
いろいろ話す時間もないとそれもできません。
ゆとりや余裕もないとこんな時間もつくれません。
そう思うと、
なんだか改めて「躾」って言葉の奥深さを感じました。
ちなみに「躾」という漢字は、「美しい身体」と書きます。
身なりもきちんとすることもそうなのでしょうね。
身に沁みて我が身にも問うことにします。